一石三鳥グループ(株式会社Human Qreate)は、2026年5月1日より、インバウンド顧客を対象とした「オプショナルチップ制度」を開始しました。この取り組みは、日本の飲食業界において本格的なチップ制度の導入・定着化を目指すものです。
近年、訪日外国人の増加に伴い、当社店舗においても「チップを支払いたい」「このサービスに対して対価が少なすぎるのではないか」といった声が寄せられています。海外では「感動に対して対価を支払う」文化が一般的ですが、日本ではその気持ちを表現する仕組みがありませんでした。
そこで当社は、「感動を伝える体験」そのものをデザインするという発想から、本制度を導入しました。本制度は、会計時にお客様が任意でチップを選択できる仕組みです。
上記の選択は完全自由であり、スタッフからの強制や誘導は一切ありません。
日本のお客様にとっても、これまでにないレストラン体験を生み出します。例えば、海外のお客様がどのような価値観でチップを選ぶのかを間近で感じられることや、「この体験にどれくらいの価値を感じたのか」が可視化されることで、世界の美味しいの感じ方に触れることができる場となります。
また、店舗ごとに用意されたオリジナルグッズや仕組みにより、ただ食事をするだけではないエンターテイメント性のある空間として楽しんでいただけます。
チップの活用は、インバウンドのお客様からいただきますチップを生産者、漁港、牧場への還元を目的としています。飲食店の背景にいる人々にまで価値が循環する仕組みを目指しています。
さらに本取り組みの一環として、当社では訪日外国人のお客様全員に、グループ店舗で利用可能なオリジナルバウチャーを配布いたします。本バウチャーは、最初にご利用いただいた店舗を起点に、同日中に別のレストランやバーへとはしご利用ができる仕組みとなっており、一度の来店体験を、複数の食体験へと拡張する設計となっています。
代表・米田の想い
海外では、食事の最後にチップが置かれる。
日本の飲食は、世界一繊細で世界一誠実だと思っている。
でも、その価値はまだ正しく評価されていない。安くて美味しい。それは素晴らしい。でも、その先にある「人生に残る体験」には、まだ値段がついていない。
だから今回、業界を背負って挑戦させて頂きます。
それは、価格を上げたいわけじゃない。
価値を正しく循環させたいだけ。
飲食店に関わる全ての人々その全員に、感動の対価が届く世界をつくりたい。
そしてもう一つ。
日本の飲食は、これから「安さ」ではなくどれだけ心を動かしたかで選ばれる時代に入る。
一石三鳥は、その先頭に立ちいつか世界中の人が、こう言う未来をつくりたい。
「日本のレストランは、人生で一番価値のある体験だった」と。