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8日前
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EFポリマーとTLALOC BLUE、未活用バイオマスの資源化に向け協業開始
EFポリマーとTLALOC BLUEは、未活用バイオマスの資源化と循環型経済モデルの構築に向けて協業を開始しました。両社は、沖縄県内の島嶼地域で持続可能な廃棄物処理と資源循環を実証し、1日あたり最大3トンの廃棄物処理を目指します。

EFポリマーとTLALOC BLUE、未活用バイオマスの資源化に向け協業開始


100%自然由来の超吸水性ポリマーの開発を手がけるEFポリマー株式会社(本社:沖縄県)は、OISTに拠点を置くスタートアップである株式会社TLALOC BLUE(本社:沖縄県)と、未活用バイオマスの資源化および循環型経済モデルの構築に向けた基本合意書(MOU)を締結しました。


本提携により、EFポリマーの吸水・凝集技術と、TLALOC BLUEの有機廃棄物の資源化技術を組み合わせ、沖縄県内の島嶼地域における持続可能な廃棄物処理および資源循環の実証を進めます。今後、久米島および宮古島においてスケールアップ実証を実施し、1日あたり最大3トン規模の廃棄物処理を目指します。


沖縄県では、もずくや泡盛のもろみ粕、島豆腐のおから、シークヮーサーなど、地域特産品の製造過程で発生する多くの有機残渣が十分に活用されず、廃棄されている現状があります。これらの処理にはコストや取り扱いの難しさといった課題があり、生産者や加工事業者の負担となっています。


TLALOC BLUEは、有機廃棄物を昆虫やミミズを用いて効率的に処理し、タンパク質源や高付加価値な堆肥へと転換する独自のアプローチを有するスタートアップです。一方で、水分量が多くまとまりにくい原料の処理が課題となっていました。


本取り組みにおいて、TLALOC BLUEは地域で発生する有機廃棄物の処理工程にEFポリマーの製品を活用し、廃棄物の保水性および凝集性を向上させることで、処理効率の改善を確認しました。今後はラボレベルでの検証を経て、久米島および宮古島にてスケールアップ実証を実施します。処理された廃棄物は、カニの飼料や高栄養価の堆肥として再利用されることを想定しており、地域内で資源が循環する「地産地消型モデル」の確立を目指します。さらに本協業では、新たなバイオマス資源の活用可能性についても検討を進め、持続可能な原料調達および新規材料開発への展開も視野に入れています。


EFポリマーの代表取締役CEOのナラヤン・ガルジャールは以下のように述べています。「TLALOC BLUEとの協業は、未活用資源に新たな価値を見出すという両社のビジョンの一致から生まれました。当社の技術が、有機廃棄物の処理効率向上に貢献するとともに、沖縄における資源循環モデルの確立に寄与できることを期待しています。」


TLALOCBLUEの創業者兼CEO カリム・ホネインは以下のように述べています。「島嶼地域における循環型経済の可能性を探る中で、日本の『もったいない』という考え方に着想を得てきました。本取り組みを通じて、地域に眠る未活用資源の価値を引き出し、新たな産業の創出につなげていきたいと考えています。」

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