
環境
1日前
信濃毎日新聞株式会社
信濃毎日新聞社がバイオ炭普及のためのクラウドファンディングを開始
信濃毎日新聞社は、地球温暖化による異常気象の影響を緩和し、信州りんごの栽培環境を守るため、バイオ炭普及のためのクラウドファンディングを開始しました。バイオ炭は、りんごの枝を炭化して二酸化炭素を閉じ込めることで、温暖化対策に貢献します。この取り組みは、地域の福祉事業所と協力して、持続可能な循環の輪を作り出すことを目的としています。
多くの人に愛される信州りんごの栽培現場が、地球温暖化による異常気象の脅威にさらされています。強すぎる日差しによる果実の日焼けや着色不良、病気―。長野県内のりんご農家は、りんごの表面温度が50℃近くになることもあると頭を抱えています。信濃毎日新聞社は、信州りんごが直面している困難を多くの人に知ってもらい、環境保護意識を高めるとともに、環境に配慮した果樹栽培を広げていくため、県内のりんご農家や福祉事業所とともにクラウドファンディングを立ち上げ、寄付の受付を開始しました。
バイオ炭は、木や竹、もみ殻などの生物資源を炭にしたもの。りんごの枝を炭にすると約77%もの炭素を閉じ込めることができます。さらに地中に埋めることで、100年後でも約65%の炭素を閉じ込めることができると言われています。近年、土壌改良効果もあることが分かってきました。
信濃毎日新聞社は、2024年度より環境保護プロジェクト「りんごと脱炭素社会 Go!ゼロカーボン!」を発足し、主に弊紙読者のみなさんと一緒に地球温暖化の抑止について考え、行動していく取り組みを開始しています。このクラウドファンディングは、切った枝を炭にする装置「無煙炭化器」をバイオ炭作りに協力いただける10カ所の福祉事業所に寄贈し、各事業所が地元のりんご農家から枝を集め、それをバイオ炭にすることで、地域で出た枝に二酸化炭素を閉じ込め、地域の農地に戻すという、循環の輪(アップるサイクル)を作ることを目指しています。
「りんごが実る」という当たり前のことをずっと未来につないでいくために、温かいご支援をお願いいたします。
PR TIMES [プレスリリース]
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