2025年11月21日、株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは、認知行動療法の第一人者である精神科医・清水栄司氏による『「いつも不安で頭がいっぱい」がなくなる本』を刊行しました。この本は、仕事、家庭、将来などさまざまなことに不安を感じる全般不安症について、その対処法と不安との付き合い方を解説しています。
全般不安症は、特定のことに限らず、さまざまなことが不安になってしまう病気です。しかし、その存在はあまり知られていないため、多くの方が「不安に苦しむ自分がおかしいのかも」と一人で悩んでいます。本書では、この見過ごされやすい病気について、専門家の視点から詳しく解説します。
本書には全般不安症を自己診断するためのチェックリストが付属しており、以下のような症状に心当たりのある方は、本書で自分の状態を確認することができます。
・6か月にわたり毎日不安が続いている
・いろいろなものごとに不安を感じている
・「疲れやすい」「集中できない」「眠れない」などの症状がある
本書は、不安の症状やしくみを丁寧に解説するほか、認知行動療法に基づいた、不安とうまく付き合うための具体的なメソッドをお伝えします。思考のくせを知り、不安を「見える化」し、トレーニングを通じて克服する。これらのステップを通じて、不安に振り回されない生活を取り戻すことができます。
【著者情報】
清水栄司(しみず・えいじ)は、千葉大学大学院医学研究院認知行動生理学教授、医学部附属病院認知行動療法センター長、子どものこころの発達教育研究センター教授。精神科医として、大学での研究のほか、実際の診療にも30年以上あたっています。
【書籍概要】
タイトル:『いつも不安で頭がいっぱい』がなくなる本
発売日:2025年11月21日
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:単行本(ソフトカバー)/248ページ
ISBN:978-4799332276
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