環境
35日前
Green Carbon株式会社
Green CarbonとFCCがフィリピンでカーボンクレジット創出プロジェクトを開始
Green Carbon株式会社と株式会社エフ・シー・シーは、フィリピン・ネグロス島でAWD(Alternate Wetting and Drying)を活用した水田由来のカーボンクレジット創出プロジェクトを開始しました。この取り組みは、JCM(二国間クレジット制度)を活用し、10年間で964,251tCO₂eの温室効果ガス削減を目指しています。

Green CarbonとFCCがフィリピンでカーボンクレジット創出プロジェクトを開始


Green Carbon株式会社と株式会社エフ・シー・シーは、フィリピン・ネグロス島でAWD(Alternate Wetting and Drying)を活用した水田由来のカーボンクレジット創出プロジェクトを開始しました。この取り組みは、日本政府が推進するJCM(二国間クレジット制度)を適用するもので、現地政府・農業機関・大学・農家ネットワークと連携し、初年度100haから開始し、最大25,000haまで拡大可能なプロジェクトとして展開します。本取り組みにより、10年間で累計964,251tCO₂eの温室効果ガス削減を見込んでいます。


AWDは、従来の連続湛水を間断灌漑に切り替えることで、1haあたり年間5.03tCO₂eを削減します。これは、10年間の合計で約96万トンの温室効果ガス削減に相当し、日本とフィリピン双方の排出削減に寄与します。AWD導入は環境価値だけではなく、既存のフィールド実証においては水使用量が平均38%削減されるとともに、収穫量は5〜16%増加し、農薬散布量の低減にもつながることが確認されています。


Green Carbonは既に、対象エリアの市長、州農業局(PAO)、市町村農業局(MAO)や協力大学であるCentral Philippines State University等との連携を進めています。このプロジェクトは、2026年1月の作付けに合わせて最初の100ヘクタールから開始し、検証を経て段階的に拡大し、最終的には25,000ヘクタール規模での実装を見込んでいます。


今後は、ここで確立される仕組みを基盤に、フィリピン国内の他地域への展開も計画しており、AWD技術の普及による温室効果ガス削減効果を科学的に示すことで、農業分野における気候変動対策の有効性を国内外に発信していきます。また、現地農家、自治体、学術機関との協力体制をさらに強化することで、カーボンクレジットの創出にとどまらず、持続可能な農業モデルの構築を推進します。

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