ファイナンス
31日前
株式会社ハルメクホールディングス
【お金に関する意識・実態調査2025】クレジットカードがメイン決済手段、現金を上回る
株式会社ハルメクホールディングスのハルメク 生きかた上手研究所が実施した「お金に関する意識・実態調査2025」の結果が発表されました。調査では、55~79歳の女性510名を対象に、お金の使い方、年金制度への満足度、クレジットカードの利用状況、投資の傾向などについてアンケートを実施しました。メインの決済手段はクレジットカードが約5割で現金を大きく上回り、ポイ活の実施率も高くなっています。

株式会社ハルメクホールディングスのハルメク 生きかた上手研究所が実施した「お金に関する意識・実態調査2025」の結果が発表されました。この調査は、55~79歳の女性510名を対象に、お金の使い方、年金制度への満足度、クレジットカードの利用状況、投資の傾向などについてアンケートを実施しました。

調査の結果、メインの決済手段はクレジットカードが約5割で現金を大きく上回りました。クレジットカードを46.4%と最多とし、現金の27.9%を大きく上回りました。また、9割以上がポイ活を実施していることがわかりました。

さらに、お金の使い方に対する満足度は前年比で9ポイント低下し、節約したい費目の上位も軒並み低下するなど、節約志向の弱まりが見られました。一方で、現在の年金制度への満足度は受給中の方が受給前と比べて約2倍高く、受給中32.8%、受給前15.6%と約2倍の開きが見られました。

投資の傾向としては、投資をしている割合は昨年と同程度の約6割でしたが、NISAの利用は10ポイント以上伸びました。一方で、国内株式や投資信託の利用は5ポイント前後低下しました。

ハルメク 生きかた上手研究所 所長の梅津順江氏は、節約疲れの背景には物価高や将来不安といった構造的な課題の他、「節約疲れ」という心理的な要因も浮かび上がると指摘しています。無駄遣いの領域は幅広く、モノ消費からコト消費まで及び、ネット通販やキャッシュレス決済の普及による「お金感覚のゆるみ」を指摘する声も多く見られました。

資産形成への関心も高まっており、新NISAの利用率は11ポイント増、iDeCoも現役世代で伸びており、堅実な長期投資志向が50代以上女性にも根づき始めているようです。

PR TIMES [プレスリリース]
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