LINE WORKSが生成AIプラットフォーム「LINE WORKS AiStudio」をリリース
ビジネスコミュニケーションツール「LINE WORKS」を提供するLINE WORKS株式会社は、生成AIを活用できる新サービス「LINE WORKS AiStudio」をリリースしました。このサービスは、専門知識なしで業務に合わせたAIアシスタントを活用できる生成AIプラットフォームです。ユーザーは、「LINE WORKS」アカウントで安全に管理された環境のもと、業務効率化やナレッジ共有を支援するAI機能を手軽に利用できます。
また、本リリースにあわせて、「LINE WORKS」上でもAI機能を利用できるようになりました。これらのAI機能は、「LINE WORKS AiStudio」を導入することで有効化され、トークや掲示板、Drive上のデータを活用したAIサポート機能を提供します。
開発の背景
近年、生成AIの活用が急速に進む一方で、「どのように自社業務に取り入れるべきか分からない」「セキュリティやコストが不安」といった声も多く寄せられています。LINE WORKSではこうした現場の課題に応えるべく、誰もが安心してAIを使える職場環境の実現を目指し、「LINE WORKS AiStudio」を開発しました。
主な特長
- 専門知識不要で生成AIを業務活用生成AIを扱うための専門スキルや複雑な設定は不要。社内で保有するドキュメントやナレッジを簡単に取り込むことができ、現場業務に合わせたAIアシスタントをすぐに活用できます。
- 導入・運用コストを抑えた低価格モデル1ユーザーあたり月額950円(年額契約時)から利用可能。初期投資を抑えつつ、ドメイン単位でAI活用を始められる手軽なモデルです。
- 信頼性の高いAI回答と透明性の確保OpenAI社のLLM(大規模言語モデル)を採用。AIの回答には出典情報を表示することで、根拠を確認できるため、誤回答への不安も軽減されます。
- 安心・安全なセキュリティ環境「LINE WORKS」プラットフォーム上で提供され、さまざまな管理者機能やセキュリティ機能も充実。ユーザーが入力した情報は、生成AIの学習には一切利用されません。
利用料金
詳細はLINE WORKS AiStudioの公式ページをご確認ください。
「LINE WORKS」メジャーアップデート
今回の「LINE WORKS AiStudio」提供開始にあわせて、「LINE WORKS」にも新機能を追加しました。これにより、「LINE WORKS」を中心としたAI活用環境がより一体的に進化し、既存の業務フローを変えずにAIを取り入れられるようになります。
【主なアップデート内容】
- AI連携機能(AiStudio導入時に有効化)
-トーク画面からAIアシスタントを呼び出し、質問・依頼が可能
-掲示板・Drive内の情報をAIが検索・要約して提示
-ユーザー企業独自のAIアシスタントを「LINE WORKS」上で利用可能
そのほかにも多数のアップデートを行っています。詳細はこちらをご確認ください。
LINE WORKS株式会社について
ビジネスコミュニケーションツール「LINE WORKS」、AI製品、LINE WORKSプラットフォームを管理基盤としたLINE WORKSファミリー製品を提供しています。多種多様な業種やビジネスシーンを問わず現場の課題に寄り添えるサービス提供に取り組むと共に、最先端のAI技術研究を通じ、AI技術のさらなる社会実装を目指しています。