運輸・物流業
23日前
株式会社ジモティー
サカイ引越センターがリユース店舗向け業務支援SaaS「リユースエンジン」の実証導入を開始
地域情報サイト「ジモティー」を運営する株式会社ジモティーは、リユース店舗の業務効率化と販路拡大を支援する業務支援SaaS「リユースエンジン」を開発し、株式会社サカイ引越センターの一部店舗にて実証導入を開始しました。この取り組みは、リユース市場の拡大と店舗現場のDX課題に対応し、店舗業務の効率化と集客支援を目指します。

地域情報サイト「ジモティー」を運営する株式会社ジモティー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:加藤 貴博)は、リユース店舗の業務効率化と販路拡大を支援する業務支援SaaS「リユースエンジン」を開発し、株式会社サカイ引越センター(本社:大阪府堺市、代表取締役社長:田島 哲康)の一部店舗にて実証導入を開始しました。

本取り組みは、2025年4月に締結した両社の業務提携および、同年5月に開設した「ジモティースポット横浜井土ヶ谷店」での協業をもとに発展させたものです。サカイ引越センターの店舗運営現場で「リユースエンジン」を試験的に運用し、現場スタッフからのフィードバックを得ながら、その効果検証とプロダクトのブラッシュアップを行います。

リユース市場は年々拡大を続けており、地域密着型店舗の果たす役割は一層重要になっています。一方で、商品登録やオンライン出品、在庫管理などの業務が煩雑で、人手不足やDX化の遅れが現場の課題となっています。ジモティーは月間約1,000万人が利用するプラットフォームとして、リユース事業者の販路拡大を支援してきました。サカイ引越センターは、引越事業で培った物流ネットワークと店舗運営ノウハウを活かし、「リユースのサカイ」を全国で展開しています。

今回の実証導入では、ジモティーが開発した「リユースエンジン」を活用し、現場業務の効率化と、ジモティーを介した店舗集客の拡大による売上向上を目指します。

「リユースエンジン」は、ジモティーがこれまで「ジモティースポット」で培ってきた店舗運営の知見をもとに開発した、リユース店舗向け業務支援SaaSです。主な特徴として、スマホ撮影から出品・ラベル発行までをワンストップ化し、バーコード連携による在庫自動管理、店舗とオンライン在庫のリアルタイム連携を提供します。

実証実験の概要は、店舗業務の効率化および在庫連携精度の検証を目的とし、2025年10月にリユースのサカイ「春日部店」「幸手店」で開始されます。実証期間中は、出品時間の削減効果や在庫更新精度などを定量的に検証し、機能改善を行います。

今後の展望として、ジモティーは実証結果をもとに「リユースエンジン」の本格提供を進め、全国のリユース事業者の店舗業務効率化と集客支援を強化してまいります。さらに、AI機能の拡充を通じて、より高度な販売支援と地域循環型社会の実現に貢献します。

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