栃木県小山市の寺田クリニックが、心臓病患者の再発・再入院を防ぐための新しい取り組みとして、心臓リハビリテーションプログラムを開始しました。このプログラムは、心臓病の治療を終えた患者が再発の不安から解放され、健康的な生活を取り戻すための科学的根拠に基づいた総合的なプログラムです。
心臓リハビリテーションは、心臓病患者の体力を回復させ、健康的な生活を取り戻すことを目的としています。当クリニックでは、日本循環器学会認定の循環器専門医と、管理栄養士や理学療法士などの専門スタッフが連携し、患者一人一人に合わせた運動療法や生活指導を提供します。
心臓病は日本における死因の上位を占める重大な疾患です。治療を終えた後、多くの患者が再発への不安から安静に過ごそうとしますが、この「動かない生活」は体力の低下を招き、再発や再入院のリスクを高めることが明らかになっています。寺田クリニックの心臓リハビリテーションは、この見えない不安と、それに伴う心身の衰えを解消し、患者さんが自信を持って、イキイキとした毎日を取り戻せるよう全力でサポートします。
当クリニックの心臓リハビリテーションは、循環器専門医による安心のサポート、広々とした専用施設と豊富な機材、専門スタッフの連携など、様々な要素が組み合わさっています。50㎡の広々としたリハビリ室には、ランニングマシン、エルゴメーター、TRX、VIPRなど、豊富なリハビリ機材を完備し、快適な環境で運動療法に取り組むことができます。
院長の寺田茂則氏は、心臓リハビリテーションは単なる治療ではなく、患者さんが自信を取り戻し、未来の人生を豊かにするためのプログラムだと語っています。リハビリテーション中のどんな些細な変化も見逃さず、異変を感じた際は、その場で医師が迅速に診察し、適切な検査を行います。今後は、地域医療機関との連携も強化し、より多くの心臓病患者さんが安心して治療後の生活を送れるようサポート体制を充実させていく予定です。