農林水産業
15日前
株式会社三菱総合研究所
ベトナムでコメ生産の気候変動対策・肥料吸収効率化を目指す圃場実証実施
株式会社三菱総合研究所、AGRI SMILE、THE PAN GROUP JOINT STOCK COMPANYが共同でベトナム北部フンイエン省でコメ生産の気候変動対策と肥料吸収効率化に関する技術実証を実施しています。日本の農業残渣を原料としたバイオスティミュラント資材を活用し、持続可能な農業生産を目指します。

株式会社三菱総合研究所、AGRI SMILE、THE PAN GROUP JOINT STOCK COMPANYは、ベトナム北部フンイエン省でコメ生産の気候変動対策と肥料吸収効率化に関する技術実証を実施しています。この取り組みは、経済産業省の補助金を活用し、持続可能な農業生産を実現するためのものです。

近年、気候変動は世界の農業生産性に深刻な影響を与えています。肥料の大量投入による土地の肥沃度の低下や経済効率の悪化も問題となっています。この背景を受け、三菱総合研究所、AGRI SMILE、PANは、経済産業省の補助金を活用し、ベトナム北部フンイエン省で熱帯・亜熱帯環境下での気候変動対策と肥料吸収効率化に関するコメ生産の技術実証に取り組んでいます。

AGRI SMILEが提供するバイオスティミュラント資材を用いて、植物の免疫力を活性化し、コメ生産の効率化を目指します。この資材は農業残渣を原料としており、日本国内で処分が課題となっている農業残渣を資源として有効活用できる特徴があります。

三菱総合研究所は現地子会社と連携し、関係機関との連携・調整支援を行います。AGRI SMILEはバイオスティミュラント資材の提供と圃場実証でのアドバイスを行い、PANは圃場実証の遂行・管理とベトナムでの流通に向けた各種手続きに関する助言を提供します。

2025年秋以降にはベトナム南部カントー市での実証も予定しており、AGRI SMILEのバイオスティミュラント資材のベトナムでの流通に向けた取り組みを進めます。

PR TIMES [プレスリリース]
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