環境
4日前
株式会社脱炭素化支援機構
脱炭素化支援機構がTeraWatt Technology Inc.に5百万米ドルの出資を実行
株式会社脱炭素化支援機構(JICN)は、TeraWatt Technology Inc.の資金調達に対して約5百万米ドルを支援決定し、出資を実行しました。TeraWattは次世代小型軽量リチウムイオンバッテリーセルの開発・製造・販売を行っており、その技術は従来のセルと同等以下のコストで高い安全性を維持しながら、高エネルギー密度を実現します。この出資は、温室効果ガス排出削減と経済・環境の好循環に寄与するものと期待されています。

株式会社脱炭素化支援機構(代表取締役社長:田吉禎彦、英語名称:Japan Green Investment Corp. for Carbon Neutrality(JICN))は、TeraWatt Technology Inc.(本社:米国カリフォルニア州、共同創業者 兼 CEO:緒方健。以下、「TeraWatt」)の資金調達に対して約5百万米ドルを支援決定し、出資を実行しました。

TeraWattは次世代小型軽量リチウムイオンバッテリーセルの開発・製造・販売を行っており、その技術は従来のセルと同等以下のコストで高い安全性を維持しながら、高エネルギー密度を実現します。また、製造に必要な一部主要材料を削減し、既存のセルを用いたリチウムイオンバッテリーと比べて電池の長寿命化を実現しています。

今後は、TeraWattが実施する事業のモニタリングを通じて、同社のGHG削減に向けた取り組みを確認していく予定です。

この出資は、温室効果ガス排出削減と経済・環境の好循環に寄与するものと期待されています。TeraWattは、バッテリー製造サプライチェーンにおける資源掘削に伴うCO2排出削減に貢献し、電池の長寿命化により製造に係るCO2排出削減に寄与することが期待されます。

また、世界でのリチウムイオンバッテリー開発・生産競争の激化により、希少資源の採掘競争や環境破壊、サプライチェーンにおける人権問題、地政学的な供給制約や経済安全保障リスクが懸念されていますが、TeraWattの製造するセルが普及することで、こうした問題の解決に寄与することが期待されます。

PR TIMES [プレスリリース]
ニュース一覧