医療・福祉
4日前
株式会社メドレー
メドレー、クラウド診療支援システム「CLINICS」でAIアシスト機能を導入開始
株式会社メドレーは、次世代医療プラットフォーム「MEDLEY AI CLOUD」の一部として、クラウド診療支援システム「CLINICS」に「AIアシスト機能」を導入しました。この機能は、カルテや医療文書の作成業務を支援し、診療時間の効率化を図ります。AIによる音声入力や文書内容の提案により、医療従事者の業務負担を軽減し、患者の医療体験向上を目指します。

株式会社メドレーは、次世代医療プラットフォーム「MEDLEY AI CLOUD」の一部として、クラウド診療支援システム「CLINICS」に新たな「AIアシスト機能」を導入しました。この機能は、診療所におけるカルテや医療文書の作成業務を支援し、診療時間の効率化を図ります。このAIアシスト機能は、診察中の患者・医師の発話を録音し、リアルタイムで文字起こしを行ったうえで、主訴・所見に関する情報としてAIが自動要約します。これにより、診察開始からカルテ作成完了までの時間が約11.3%削減されることが実証されています。

AIアシスト機能は、診察中の患者・医師の発話を録音し、リアルタイムで文字起こしを行ったうえで、主訴・所見に関する情報としてAIが自動要約します。要約フォーマットは自由に複数作成が可能で、SOAP形式に限らず、場面に適したものを複数のフォーマットの中から指定することができます。生成された要約テキストは、1クリックでカルテに転記することができます。

また、AIが医療文書の作成をアシストする「AI文書アシスト」も開発中です。患者情報や検査結果、過去の診療録などのデータを元に、AIが医療文書の作成をアシストします。AIが参照する情報の種別および範囲は、文書ごとに細かく指定することができます。生活習慣病の療養計画書や主治医意見書をはじめ、対象となる文書は順次拡大予定です。

このAIアシスト機能の導入により、医師をはじめとする医療従事者のカルテや医療文書の作成業務を効率化することで、医療機関を利用する患者の体験向上を支援します。メドレーは、医療人材不足による医師の長時間労働を軽減し、診療や患者との対話により注力できる環境を整えることを目標としています。

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