テクノロジー
17日前
山陰中央テレビジョン放送株式会社
AI技術で小泉八雲の「怪談」をアニメ化!TSKさんいん中央テレビとDLEが共同制作
山陰中央テレビジョン放送株式会社(TSK)と株式会社ディー・エル・イー(DLE)がタッグを組み、小泉八雲の「怪談」をテーマにしたショートアニメを制作・放送します。DLEは新たにAI技術を導入したOBETA AI STUDIOで、AIを活用して高クオリティなコンテンツを制作しています。この共同制作では、同じシナリオで2種類の動画を制作し、10月から山陰エリアの地上波で放送予定です。

山陰中央テレビジョン放送株式会社(TSK)と株式会社ディー・エル・イー(DLE)は、小泉八雲の「怪談」をテーマにしたショートアニメを制作・放送することを発表しました。このプロジェクトでは、DLEが新たにAI技術を導入したOBETA AI STUDIOを活用し、高クオリティなコンテンツを迅速に制作しています。

小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)は明治の文豪で、その代表作「怪談」は日本に伝わる怪異・奇譚を集めたものです。TSKとDLEは、八雲の作品の中から13話を厳選し、約3分のミニ番組としてアニメ化します。第1話は「耳なし芳一」で、他にも「飴を買う女」「月照寺の大亀」「松江城の怪異」「小豆とぎ橋」などの地元松江を舞台にした話が予定されています。

DLEの小野社長はかつて島根に在住していた縁もあり、AIスタジオでの地上波第一弾としてこの共同制作に挑戦します。AIならではの表現の「怖さ」と「映像美」を楽しんでもらうため、同じシナリオで2種類の動画を制作します。一つは日本のアニメーションの美学を活かした2Dスタイルの「アニメルック版」、もう一つはAIならではの実写に近いリアルな表現の「実写ルック版」です。

番組のナビゲーションキャラクター「紺霞」(こんか)のデザインは、松江市出身の漫画家・いずみせらが担当し、声の出演には茶風林、伊藤美紀などの実力派声優陣が参加します。

今年は八雲の妻・小泉セツを主人公にしたNHKの連続テレビ小説「ばけばけ」が放送開始されることになっており、松江市と小泉八雲への注目が高まっています。TSKは地元の盛り上がりに資するとともに、小泉八雲の作品に改めて触れてもらえる絶好の機会と位置づけています。

放送スケジュールは以下の通りです。

・アニメルック版:2025年10月2日~毎週木曜日 20:54~21:00
・実写ルック版:2025年10月3日~毎週金曜日 24:45~24:50

AIによる映像の「怖さ」と「美しさ」をぜひお楽しみください。

PR TIMES [プレスリリース]
ニュース一覧