建設業
4日前
株式会社NJS
国土交通省AB-Crossプロジェクトに「ハイブリッド小型緩速ろ過システム」が採択
株式会社NJSが開発した「ハイブリッド小型緩速ろ過システム」が、国土交通省の令和7年度AB-Crossプロジェクトに採択されました。このシステムは、過疎地域の水道システムの維持管理を容易にし、災害時の処理能力を高めることを目的としています。太陽光発電と蓄電池による無電源化、高濁度対応、紫外線設備の導入など、従来の緩速ろ過システムにはない特徴を持ち、小規模水道施設や分散型システムへの適用を目指しています。

国土交通省AB-Crossプロジェクトに「ハイブリッド小型緩速ろ過システム」が採択


株式会社NJSが開発した「ハイブリッド小型緩速ろ過システム」が、国土交通省の令和7年度AB-Crossプロジェクトに採択されました。このシステムは、過疎地域の水道システムの維持管理を容易にし、災害時の処理能力を高めることを目的としています。


このシステムは、従来の緩速ろ過システムにはない特徴を持ちます。太陽光発電と蓄電池による無電源化、高濁度対応、紫外線設備の導入などにより、小規模水道施設や分散型システムへの適用を目指しています。


具体的には、緩速ろ過の前処理として上向流粗ろ過を導入することで、高濁度原水を処理できます。また、従来の緩速ろ過システムの弱点である濁度対応や維持管理性を改良しています。さらに、小規模水道施設への適用と分散型システムとしての確立を目指しています。


AB-Crossプロジェクトでは、熊本県天草市と長野県中川村の浄水場にシステムを設置し、浄水処理の確実性や維持管理性などを技術検証します。実施期間は令和7年度から8年度の2年間です。


この取り組みは、過疎地域の水道システムの維持管理を支援し、災害時の処理能力を高めることに大きく貢献すると期待されています。

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