建設業
12日前
埼玉高速鉄道
埼玉高速鉄道が軌道材料モニタリングを導入~東急電鉄の車両搭載装置を活用~
埼玉高速鉄道が2026年6月に軌道材料モニタリングを導入し、東急電鉄の車両搭載装置を活用して線路の状態を高頻度で把握し、メンテナンスの効率化を図ります。これにより、線路メンテナンスの精度と品質の向上が期待されます。また、日本線路技術の保線管理システム「RAMos+Ⓡ」で測定データを共有し、鉄道業界全体での技術発展が期待されます。

埼玉高速鉄道が2026年6月に軌道材料モニタリングを導入し、東急電鉄の車両搭載装置を活用することを発表しました。この取り組みは、線路の状態を高頻度で把握し、メンテナンスの効率化を図ることを目的としています。東急電鉄は、東急目黒線3020系に搭載された軌道材料モニタリング装置を貸出し、埼玉スタジアム線での測定を支援します。この装置は、すでに埼玉スタジアム線と相互乗り入れを行う東京メトロ線、東急線内で運用中であり、今後は相鉄新横浜線でも運用開始予定です。これにより、埼玉スタジアム線から相鉄新横浜線までの区間で相互乗り入れのメリットを生かした営業列車を活用したメンテナンスが実現します。

軌道材料モニタリング装置は、営業列車に搭載し、レールの状態など線路データを取得することができます。高頻度に測定できるため、線路の状態をタイムリーに把握することが可能となります。測定したデータは、日本線路技術が開発した保線管理システム「RAMos+Ⓡ」で処理・分析されます。これにより、鉄道各社が同じプラットフォーム上で測定データを共有し、開発費の削減に加えて、鉄道業界全体で線路メンテナンスの技術の発展が期待されます。

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