日研トータルソーシングが土木・建設の施工管理技術者不足に対応、広島建設技術センター拡張移転
多様な人材を人的資本と捉え、人材ソリューションで可能性を創造する「人的資本創造企業」の日研トータルソーシング株式会社(本社:東京都大田区)は、2026年3月に施工管理技術者を育成する研修施設「広島建設技術センター」を拡張移転しました。
建設業界では、全国的に人材不足が深刻化しており、担い手不足が大きな課題となっています。広島県内においても、再開発や複合施設の建設計画が進む一方で、人材不足などを背景に着工や工期に遅れが生じるケースが見られます。こうした状況を受け、当社は県内の建設人材不足の解消を目的に、未経験者を含む施工管理技術者の育成拠点として広島建設技術センターを拡張移転しました。
広島建設技術センターの強みは、長年にわたりプラント工事に携わってきた経験豊富な講師陣が在籍している点です。一般的な施工管理の基礎知識に加え、実務経験に基づく特殊な現場環境への対応や図面の読み解き方など、専門性の高いカリキュラムを提供します。また、現場のDX化に合わせて、タブレット端末の施工管理アプリを用いた図面管理や写真整理などをカリキュラムに導入しています。
今回の移転により敷地面積が約1.5倍に拡張したことで、フルハーネスや測量等の実技研修スペースを拡充しました。これにより、座学と実技研修の同時実施や一度により多くの研修生の受け入れが可能となり、県内外で高まる建設人材の需要に応える体制を強化してまいります。
日研トータルソーシング担当者は、広島圏域においても、都市再開発や老朽化したインフラの更新作業など、建設需要は高い水準にあります。一方で、技術者の高齢化や時間外労働の規制強化に伴い、人手不足が喫緊の課題となっています。こうした状況を打破するため、未経験の若手人材を積極的に採用し、施工管理技術者として育成・輩出する拠点として、広島建設技術センターを拡張移転いたしました。
10日間の初期研修では、フルハーネス特別教育や現場での指揮・安全管理を学ぶ職長教育など、現場就業に不可欠な講習を網羅。未経験者が抱く現場への不安を自信に変えて送り出すカリキュラムを提供しています。また、配属後もeラーニングや建設技術センターでのフォローアップ研修を通じ、施工管理技士などの国家資格取得に向けたキャリアアップを全面的にサポートします。
次世代を担う若手を育成し、社会基盤を支える人材を一人でも多く輩出することで、地域社会および建設業界の発展に貢献してまいります。