医療・福祉
23日前
株式会社ココロミル
沖縄の健康課題に挑む【豊見城市×ココロミルによる実証実験開始】
2025年11月から、沖縄県豊見城市と医療テックベンチャーのココロミルが連携し、循環器疾患の予防と健康行動変容を目的とした実証実験を開始します。スマートフォンで心臓リスクをチェックするAIアプリ「心スキャン」と自宅で心電図検査ができる「ホーム心臓ドックpro」を活用し、沖縄特有の健康課題に取り組みます。

2025年11月から、沖縄県豊見城市と医療テックベンチャーのココロミルが連携し、循環器疾患の予防と健康行動変容を目的とした実証実験を開始します。この実証実験は、沖縄県が実施する「令和7年度テストベッド実証支援事業(沖縄県補助事業)」に採択されたものです。

沖縄県では、若年〜中年層における循環器病対策が喫緊の課題となっており、特に45〜49歳男性の心疾患死亡率が全国ワースト1位、同世代女性の心疾患・脳血管疾患の死亡率も上位となっています。この課題に対し、ココロミルは開発した2つのプロダクトを活用し、全国初の実証実験を行います。

ココロミルが開発した「心スキャン」は、スマートフォンで心音や心臓の状態をキャッチし、不整脈や心不全のリスクをスクリーニングできる世界初のプロトタイプアプリです。また、「ホーム心臓ドックpro」は、自宅で病院と同レベルの心電図検査ができるサービスです。

実証では、潜在的な心疾患リスクの発見率、AI相談の有効性、検査後の受診・生活改善などの行動変容を検証し、沖縄県から予防医療モデルの構築を目指します。実証の結果は、豊見城市内での恒常的な提供体制の整備、近隣自治体への拡大、さらには全国への展開を検討する材料となります。

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