製造業
19日前
株式会社技研製作所
建設業界の課題に挑む次世代圧入機「SXシリーズ」来春発売開始
株式会社技研製作所は、建設業界の課題解決に向けた次世代圧入機「SXシリーズ」を来春より順次発売します。技能者の高齢化や人材不足に対応するため、自動運転機能や操作支援機能を搭載した機械を開発し、施工の自動化と省力化を図ります。新シリーズの第一弾として、U形鋼⽮板400 ㎜幅対応機「サイレントパイラー™ ST400SX」を発売開始し、バッテリー式電動パワーユニット「MUB150」も同時発売します。

株式会社技研製作所(本社:高知市、代表取締役社長 CEO:大平厚)は、建設業界の課題解決に向けた「SX(エスエックス)シリーズ」を新たに展開します。建設業界では、技能者の高齢化や人材不足といった課題が深刻化しており、経験が浅い人でも安心して施工に携われる環境づくりが求められています。本シリーズは、当社が提供するクラウド型データプラットフォーム「G-Lab™(ジーラボ)」を基盤とした各種アプリと連携することで、圧入技術とデジタル技術の融合による次世代の圧入施工を提供します。

これまでに蓄積した技能者の施工データを活用する「自動運転機能」や、「操作アシスト機能」を搭載し、安定した施工品質とオペレータの負担軽減を実現。来夏には、AIが各現場に最適な自動運転を提案する機能もアプリへ追加予定です。自動化と省力化で誰もが活躍できる施工現場への変革を加速させ、建設業界の持続可能性を高める新たなスタンダードを築きます。

本シリーズの第一弾として、U形鋼⽮板400 ㎜幅対応機「サイレントパイラー™ ST400SX」を来春より発売開始します。あわせて、動力源となるバッテリー式電動パワーユニット「MUB150」も発売。まずは主力のU形鋼⽮板400 ㎜幅対応機から着手し、来夏には硬質地盤対応の複合機「サイレントパイラー™ HA400SX」の発売を予定しています。今後、多様な杭材や地盤・制約条件に応じた機種を順次展開します。

「サイレントパイラー™」は、1975年の第1号機開発から今年で50周年を迎えました。その節目にあたり、社会課題を解決する開発型企業として、未来の施工現場のあり方を見据え、当社の技術力を結集し生み出したのが「SXシリーズ」です。今後は、国土強靭化や災害対策、都市再開発といった社会の重要課題に対応する施工ソリューションとして提案を強化し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

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