環境
19日前
野村不動産ホールディングス株式会社
野村不動産が廃食用油回収サービスを開始、持続可能な航空燃料の原料に活用
野村不動産ホールディングス株式会社は、野村不動産パートナーズが管理する首都圏のマンション8物件で家庭用廃食用油の回収サービスを開始しました。この取り組みは、バイオディーゼル燃料や持続可能な航空燃料(SAF)の原料となる廃食用油を活用し、サーキュラーデザインの推進を目指しています。2024年より実証実験を経て導入が決定し、今後は大規模マンションの管理組合様向けに導入促進を目指します。

野村不動産ホールディングス株式会社は、持続可能な社会の実現に向けて、廃食用油を原料としたバイオ燃料の活用を推進する新たな取り組みを開始しました。この取り組みは、バイオディーゼル燃料や持続可能な航空燃料(SAF)の原料となる廃食用油を活用し、サーキュラーデザインの推進を目指しています。

近年、脱炭素社会の実現やエネルギー自立の重要性が高まる中、廃食用油を原料としたバイオ燃料への転換が注目されています。しかし、一般家庭からの廃食用油の回収は十分に進んでいないのが現状です。日本全体で一般家庭から排出される使用済み食用油は年間約10万トンと推計されていますが、回収量は約4千トン、回収率はわずか4%にとどまっています。

野村不動産グループでは、マンションの分譲から管理までを一貫して行う事業特性を活かし、野村不動産パートナーズが管理を受託するマンションにて使用済み食用油回収の取り組みを開始しました。2024年よりマンションでの使用済み食用油回収専用ボックスの設置の安全性を確認するため実証実験を実施してまいりました。

この取り組みは、2025年10月より首都圏のマンション8物件にて順次導入を進め、今後は首都圏の大規模マンションの管理組合様向けにご提案を行い、導入を促進してまいります。マンションの入居者様が気軽に環境へのアクションに参加できる仕組みを提供することで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

PR TIMES [プレスリリース]
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