建設業
14日前
株式会社 阪急交通社
東北ブルーツーリズム推進:石巻市雄勝町の体験型ツアー開始
株式会社阪急交通社と株式会社ナビタイムジャパンが共同で、東北のブルーツーリズムを推進する体験型ツアーを企画しました。宮城県石巻市雄勝町の海岸地域を巡り、「海岸線の美術館」と地元の食材を融合したスペシャルコース料理を堪能できるツアーで、9月11日より予約受付が開始されます。

東北ブルーツーリズム推進:石巻市雄勝町の体験型ツアー開始

株式会社阪急交通社(大阪市北区梅田、代表取締役社長 酒井淳)と株式会社ナビタイムジャパン(東京都港区南青山、代表取締役社長 大西啓介)は、東北におけるブルーツーリズムの推進に向けて、宮城県石巻市雄勝町の海岸地域を目的地とする体験型ツアーを企画しました。9月11日(木)から予約受付を開始します。

本企画は、令和7年度の観光庁「ブルーツーリズム推進支援事業」に一般社団法人石巻圏観光推進機構が事業主体として採択された取り組みで、募集型企画旅行として仙台発着の日帰りツアーを実施します。震災後に建設された巨大防潮堤に描かれた壁画アート「海岸線の美術館」を鑑賞し、地元漁師監修による漁業体験や、石巻の食材を使用したスペシャルコース料理を堪能できます。

雄勝町では、2011年の東日本大震災後に津波対策として高さ最大10m、全長約3.5kmの巨大な防潮堤が建設されましたが、この壁に絵を描いて町全体を美術館に変えていこうというアーティストによるプロジェクト「海岸線の美術館」が進んでいます。本ツアーでは、美術館の立ち上げから企画・運営を担う館長、高橋窓太郎氏の解説を聴きながら鑑賞します。取り組みへの思いや作品の楽しみ方はもとより、雄勝町や石巻の復興のストーリーについても学びます。

さらに、震災復興ボランティアを経て石巻に移住した日本料理のシェフ今村正輝氏が、「生産者と共につくる」をテーマに、石巻の食材を使用したスペシャルコース料理を壁画の前で振る舞います。地元の食材とアートを融合させ、前菜からデザートまでをダイニングアウト形式で全10作品の壁画に合わせて提供します。テーブルや椅子には石巻工房の家具を、器には伝統工芸品の雄勝硯(おがつすずり)を再利用するなど、地域の産業にも触れ、五感で雄勝町の魅力を味わうことができます。

このような日帰りツアーのほかに宿泊オプションも用意し、宿泊することで今回のツアー企画に協力いただいた地域を支える地元の皆様との交流の機会を設け、雄勝町やアート制作への理解をさらに深めます。

ナビタイムジャパンの地域コンテンツ開発力と、阪急交通社の募集型企画旅行のノウハウを活かし、これからもブルーツーリズムを通じて、雄勝町の活性化と関係人口創出に取り組んでまいります。

ツアーの詳細、予約・申込みは、以下のサイトをご確認ください。

ニッチャートラベルサイト

PR TIMES [プレスリリース]
ニュース一覧