建設業
11日前
合同会社XENCE
XENCEがカーボンネガティブを実現するサーキュラー木造温室を正式販売開始
XENCEは、日本の未利用木材を活用し、カーボンネガティブを実現する新しい温室型建築モジュール「サーキュラー木造温室」を正式販売開始しました。地域の林業・農業・観光をつなぐ新しい建築モデルとして、全国展開を目指しています。

XENCEは、日本の未利用木材を活用し、カーボンネガティブを実現する新しい温室型建築モジュール「サーキュラー木造温室」を正式販売開始しました。この製品は、地域の林業・農業・観光をつなぐ新しい建築モデルとして、全国展開を目指しています。

サーキュラー木造温室は、地域の製材所で生まれる大径材やCLT端材など、未利用木材を主要構造材として活用する温室建築です。木材が吸収したCO₂に加え、ライフサイクルアセスメントの結果、建設段階からカーボンネガティブを実現しています。解体後には100%素材回収と再利用が可能で、地域の森林資源と連動した“循環型建築サプライチェーン”をつくり出すプラットフォームとして機能します。

この温室は、モジュール化された構造により短期間で組み立て可能で、農業用途だけでなく、観光施設、教育施設、研究拠点など多様な領域に応用できます。宿泊施設への導入や、カフェ、アウトドア複合施設など都市部・地方双方で活用することができます。

XENCEは、建築の設計・施工に加え、施設の運営・サプライチェーンの最適化までを一体で担うことにより、地域の森林→製材→施工→運営→教育までつながる“循環の生態系”をデザインすることを使命としています。サーキュラー木造温室は、その中心となるプロダクトとして生まれました。

今後、XENCEは2026年に国内10地域での展開を目指すとともに、欧州での事業展開を計画しています。木造建築モジュールの市場を「地域資源の循環」「観光・農業の新たな価値創造」「環境配慮型建築」を統合した複合産業として位置づけ、サーキュラー建築を企画販売していきます。

PR TIMES [プレスリリース]
ニュース一覧