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71日前
TempestAI株式会社
TempestAI株式会社、融資稟議AIシステムをリリース
TempestAI株式会社は、金融機関における融資稟議書作成業務をAIが自動化する「融資稟議AIシステム」をリリースしました。このシステムは、稟議書作成時間を最大95%削減し、審査部門の業務負担を40%軽減します。世界初の財務・ビジネスデューデリジェンス機能を統合したAIモデルを搭載し、融資判断の合理性と再現性を高めています。

TempestAI株式会社は、金融機関における融資稟議書作成業務をAIが自動化する「融資稟議AIシステム」を正式リリースしました。このシステムは、金融機関の審査部・営業部門における稟議書作成プロセスをAIが支援し、作成時間を最大95%削減、審査部門の業務負荷を40%軽減します。

世界で初めて「財務デューデリジェンス(Financial DD)」と「ビジネスデューデリジェンス(Business DD)」を統合的に行うAIモデルを搭載し、融資判断の合理性・再現性を高め、審査の品質を飛躍的に向上させます。金融機関では、事業性評価や財務の高度な分析に基づく融資判断が求められる一方で、稟議書作成には多くの人手と時間が費やされています。また、経験豊富な審査担当者の知見が属人化しており、業務の標準化・後継育成が困難な状況にあります。弊社は、金融機関固有の判断プロセスに合わせて学習する「融資稟議AIシステム」を開発しました。

システムの特長は、AIが財務諸表や企業データを解析し、債務返済能力・収益性・競争優位性・マクロリスクなどを多面的に評価し、稟議書文面を自動生成することです。また、過去の稟議書や審査メモをAIが解析し、経験豊富な審査担当者の判断基準を学習し、組織知として再利用可能にします。さらに、Excel・PDF・稟議システム出力など複数のファイル形式を自動統合し、添付書類の整合性チェックまで一貫して処理します。

導入効果としては、稟議書作成工数の削減、審査部門の業務負荷の軽減、審査の一発通過率の向上、新人・若手職員の早期戦力化が挙げられます。TempestAIは既に、銀行・証券会社・信用保証協会など十数社の金融機関と取引実績を有しており、金融AI研究の第一人者である東京大学 松尾研究所 金融チームの金剛洙氏が技術顧問として参画しています。

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