
好きな人に気持ちを伝える「告白」。LINEなどのSNSを使うことが当たり前になった今、その方法や価値観にも変化が現れています。こうした状況を受け、株式会社マシェバラトークが運営するオウンドメディア『マシェラボ』は、20歳~49歳の未婚男女368名を対象に、恋愛における告白に関する意識調査を実施しました。
調査の結果、以下のポイントが明らかになりました。
1. 20~40代未婚者の71.2%が「告白は必要」と回答
告白を必要と考える層は全体の71.2%に上りました。一方で、「不要派」は13.1%にとどまり、告白の必要性を肯定的に捉える人が多数を占めることがわかりました。
2. 20代の75.6%が告白を「必要」と回答、世代が若いほど高い傾向
若い世代ほど告白を重視する傾向が明らかになりました。20代で75.6%、30代で70.8%、40代で64.0%でした。
3. 告白経験は「直接の会話」が最多、30代の34.4%がデジタル告白を経験
全世代を通じて「直接の会話」が最も多く、20代で41.9%、30代で45.8%、40代で47.0%でした。特に「アプリやメールでのメッセージ(LINE・SNSのDMなど)」での告白経験で、20代(27.9%)、30代(34.4%)はいずれも40代(13.0%)を大きく上回りました。
4. LINEやSNSでの告白、20~30代男性の6割以上が肯定的、女性はやや慎重
アプリやメールでの告白を「とても良い」「まあ良い」と肯定的に捉える人の割合を見ると、20代男性で62.9%、30代男性で64.8%と、いずれも6割を超える高い結果となりました。
5. 告白が要らない理由は?最多は「気持ちが分かっていれば十分」「時代に合わない」
告白は必要ないと考える最も大きな理由として、「お互いの気持ちが分かっていれば十分だから」と「告白という文化が時代に合わないから」がそれぞれ20.8%で同率最多となりました。
まとめ:令和時代の「告白」、その新しい作法とは
今回の調査から、告白の大切さは今も変わらない一方で、伝え方は人それぞれになっていることがわかりました。若い人ほど告白を大切に思っているものの、デジタルツールで伝えるか直接話すかについては、世代や男女で考え方に違いがあることが明らかになりました。
こうした変化は、スマートフォンやSNSが普及して、人とのやり取りの方法が増えたことが大きく関係していると考えられます。告白そのものの意味は昔と変わりませんが、相手に気持ちを伝える手段が増えたことで、一人ひとりが自分に合った方法を選べるようになっています。