日本ASEAN友好協力50周年特別首脳会議を契機に開始される「ASEAN人材育成奨学パートナーズ支援（AHEAD50）」の第二陣、第三陣の訪日団が11月に来日します。この事業は、日本ASEAN友好協力50周年を記念して開始された招へい事業で、ASEAN事務局等の有望な職員に対し、日本の政策・制度・立場等について学ぶ機会を提供し、人材育成を通じてASEAN事務局の強化を図るとともに、日本との円滑な協力を促進することを目的としています。

11月に来日する8名は、金融統合分野と貿易・産業・新規課題分野に分かれています。金融統合分野の4名は、日本のサステイナブルファイナンス、デジタル経済、および災害リスクファイナンス・保険に関する取り組みを学びます。貿易・産業・新規課題分野の4名は、日本の先進的な産業エコシステムとイノベーション創出の取り組みを学びます。

訪日期間中は、経済産業省、金融庁、財務省、京都大学、立命館大学などの機関で講義や視察を行い、日本の政策や制度について深く学びます。