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4日前
埼玉県
埼玉県がメタバース空間を活用した不登校児童生徒支援事業を開始
埼玉県教育委員会は、公立小中学校における不登校児童生徒の学びの保障のため、メタバース空間を活用した新たな居場所・学びの場を構築し、令和7年9月から本格的に学習・相談支援を開始しました。この事業では、児童生徒が体調に応じて自由にアクセスし、オンライン学習や個別学習に取り組むことができます。

埼玉県教育委員会は、公立小中学校における不登校児童生徒の学びの保障のため、メタバース空間を活用した新たな居場所・学びの場を構築し、令和7年9月から学習・相談支援を本格的に開始しました。この事業は、対面でのコミュニケーションへの不安のある児童生徒や、自宅からの距離が遠い児童生徒など、これまでの支援が届きにくかった児童生徒に特に効果を発揮すると期待されています。

メタバースとは、インターネット上に設けた仮想空間であり、この事業では、この空間に児童生徒が過ごす様々なフロアを設けます。参加する児童生徒は、体調など自分自身の状況に合わせて、開設時間に自由にアクセスし、コミュニケーションを取ったり、オンライン学習や個別学習などに取り組むことができます。

事業は県と本事業に参加する市町村の共同運営で、市町村が学習支援等を行う市町村フロアと、県が相談・体験学習を行う県共通フロアで構成されています。市町村フロアでは、持ち回りで講義形式によるオンラインでの学習支援を実施し、個別学習による学習支援を実施しています。また、県共通フロアでは、スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーを配置し、相談を実施しています。

現在、35市町が参加しており、事業の詳細については、県生徒指導課ホームページで確認できます。

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