住友林業の子会社であるホームエコ・ロジスティクス株式会社は、建築現場への効率的な物流サービス「JUCORE物流」の配送対象を拡大し、11月1日よりリフォーム現場への配送を開始しました。従来は新築戸建てや集合住宅の建築現場向けに住宅資材の共同配送を行っていた同社ですが、リフォーム市場の成長に伴い、リフォーム現場への配送サービスを新たに開始しました。

「JUCORE物流」は、建築現場までの輸送距離を短縮し、トラックの稼働率を上げることで、物流コストを削減することを目的としています。配送センターを小半径に設置し、商物分離を徹底することで、異なる仕入れ先の住宅資材を混載する共同配送で積載率を向上させています。

このサービス拡充により、新築、リフォーム用住宅資材の物流ニーズに対応し、人手不足による輸送力不足や環境負荷の低減に繋がる持続可能な建築現場配送を実現します。対象地区は首都圏一都三県と関西京阪神地区で、16カ所の配送センターから各納品現場の希望納期に応じ配送を行います。

今後、2026年には東海地方、2030年までに福岡県でのサービス展開を目指すとしています。また建材メーカーから配送センターへの長距離・大量輸送による幹線輸送サービスも展開し、建材業界のサプライチェーン全体のワンストップサービスを実現することで、物流問題の解決と効率的で持続可能な建築現場配送を実現します。