農林水産業
5日前
株式会社タカスイ × Genki Global Dining Concepts
株式会社タカスイとGenki Global Dining Concepts、三重県南伊勢町の「真鯛」養殖事業で協業開始
株式会社タカスイとGenki Global Dining Conceptsは、三重県南伊勢町における「真鯛」の養殖事業で協業を開始しました。これにより、タカスイの養殖技術とGenki Global Dining Conceptsの全国店舗ネットワークを活用し、安定供給体制を強化し、全国の顧客に高品質な真鯛を提供する体制が整います。

株式会社タカスイとGenki Global Dining Conceptsは、三重県南伊勢町における「真鯛」の養殖事業で協業を開始しました。この協業により、タカスイの養殖技術とGenki Global Dining Conceptsの全国店舗ネットワークを活用し、安定供給体制を強化し、全国の顧客に高品質な真鯛を提供する体制が整います。

日本の水産業は、漁獲量の減少や輸入依存度の高まりなど、構造的課題に直面しており、持続可能で安定供給が可能な養殖魚の重要性が増大しています。三重県南伊勢町は、真鯛の里として知られ、リアス式海岸に囲まれ、潮通しが良く透明度の高い海や穏やかな湾など、真鯛の健全な成育に理想的な環境を持つ地域です。タカスイはこの地で60年以上にわたり真鯛養殖を営み、その品質の高さは高い信頼を得ています。

Genki Global Dining Conceptsは、全国の「魚べい」を中心とした店舗網を通じて、お客さまに国産で安全・美味しい魚を届ける体制強化を進めています。しかし、真鯛については一部の店舗でのご提供にとどまっており、全国の店舗での販売が大きな課題となっていました。

本協業では、南伊勢に設置された70基の生け簀で、年間生産量約600トン(約30万匹)の真鯛を育成し、2026年3月頃から本格出荷を予定しています。これにより、安心・安全な国産真鯛をGenki Global Dining Conceptsグループ全店舗で安定的に提供できるようになり、お客さま・生産者・当社それぞれにメリットが生まれます。

今後、両社は真鯛の生産規模の拡大、供給の安定化と品質の更なる向上、地域共生の活性化など、さらなる協業の可能性を検討し、生産者の顔が見える安心・安全な体制のもと、当社の店舗を通じてお客様にお届けしてまいります。

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