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4日前
村上農園
村上農園「豆苗」発売30周年!家計のお助け野菜が会社を救った歴史
村上農園が生産・販売する発芽野菜「豆苗」が発売30周年を迎えます。1995年に発売された豆苗は、当時日本では馴染みのない食材でしたが、村上農園の危機を救う“お助け野菜”となりました。豆苗は栄養価が高く、再生栽培が容易なことから、家庭の定番野菜として親しまれています。今回は、豆苗の発売30周年を記念して、ブランドサイト「豆苗研究会」のデザインをリニューアルしました。

村上農園が生産・販売する発芽野菜「豆苗」は、2025年12月に発売30周年を迎えます。1995年に発売された豆苗は、当時日本では馴染みのない食材でしたが、村上農園の危機を救う“お助け野菜”となりました。豆苗は栄養価が高く、再生栽培が容易なことから、家庭の定番野菜として親しまれています。

豆苗は、発芽したばかりのえんどう豆の若菜で、ほのかなえんどう豆の香りとシャキシャキとした食感が特徴の緑色野菜です。植物工場で生産されるため、1年中価格が安定しており、節約にもぴったりな常備野菜としておすすめです。

豆苗の魅力は、抜群の栄養バランスにあります。えんどう豆と葉物野菜のいいとこ取りをした栄養バランスの良さが特徴で、タンパク質やビタミンB群、β-カロテン、ビタミンCなどの栄養素を兼ね備えています。

また、豆苗は再生栽培が容易で、調理後に根を水に浸けておくと1週間ほどで新しい芽が伸びます。うまく育てれば、買ってきたものと2回の再収穫で、計3回食べることができます。

1978年に設立された村上農園は、当初「かいわれ大根」の生産会社としてスタートしました。しかし、1996年の食中毒事件以降、かいわれ大根の売上は激減し、会社は危機に直面しました。この危機を救ったのが、1995年12月に発売された豆苗でした。豆苗は中国の高級食材であり、水耕栽培で生産することでリーズナブルな価格で販売しました。

全社を挙げて販促に取り組み、店頭で試食販売を行い、飲食店にも営業を回りました。この全社一丸となった戦略が功を奏し、会社の業績はV字回復を遂げました。現在では家庭の定番野菜の一つとなり、栄養価が高くお得な野菜として皆さまに愛されています。

豆苗のブランドサイト「豆苗研究会」では、栄養価やレシピ、調理のポイント、保存方法、再生栽培のコツなど、豆苗のあらゆる情報が提供されています。この度、30周年を記念して、ページデザインをリニューアルしました。10月に誕生した豆苗公式キャラクター「とうみょん」が、研究員と一緒に豆苗の魅力をお伝えします。

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