2025年10月1日（水）、愛知県豊橋市に動物愛護センター「あいくる」が新たに開所します。豊橋市は、このセンターを拠点に、命の大切さを理解し、愛情と思いやりを持って動物と共生するまちを目指します。センターでは、動物愛護への理解を深めるための取り組みや、収容動物の譲渡を推進する活動が充実させられます。

センターは豊橋市保健所・保健センターの隣接地に建設され、延べ面積997.58平方メートルの落ち着いた雰囲気の外観となっています。多目的ホールや猫モデルルーム、犬、猫の譲渡室などが設けられています。東三河産の木材を使用した多目的ホールでは、犬、猫の飼い方教室や譲渡講習会、動物愛護に関する啓発イベントなどが開催されます。

猫モデルルームは家庭の部屋をイメージした部屋で、室内で過ごす猫の様子を観察しながら、猫の室内飼いについて学ぶことができます。この猫モデルルームは中央製乳株式会社とネーミングライツ契約を締結し、愛称は「中央製乳キャットルームミルク」と名付けられました。センターは平日と土曜の午前9時から午後5時まで開館し、日曜、祝日、年末年始は休館です。

センターの愛称は公募で決定し、「あいくる」と名付けられました。この名前には「愛くるしい瞳の犬と猫、みんなが犬と猫に『会いに来る』、犬と猫に『愛が来る』施設にしたい」という思いが込められています。センターのホームページは9月1日（月）に開設され、動物愛護に関する情報発信を強化していきます。