2026年3月8日(国際女性デー)より、バンセイ株式会社が新制度「バンBくんのBanBanSei活応援バッグ」を開始します。この新制度は、従業員の健康とキャリア継続をサポートし、「無理を前提としない働き方」を目指すものです。従業員が体調不良でも業務を優先せざるを得ない状況を改善し、特に女性特有の健康課題に対応するための包括的な支援策を整備します。
この取り組みは、イベント制作・設営・運営において限られた時間の中で即時判断や高い安全性が求められる現場業務が多く、従業員が体調不良でも業務を優先せざるを得ない状況が常態化していました。特に男性比率の高い職場特性から、生理やPMSなど外から見えにくい女性特有の不調への理解が十分に浸透せず、健康管理が個人任せになりやすいという課題がありました。
実際に社内では「生理について職場で言い出しにくい」「体調が優れない日でも休みにくい」といった女性社員の声が上がり、既存の生理休暇も無給かつ申請しづらいことから、十分に活用されていない実態がありました。この課題を受け、2026年1月に男性管理職・中堅社員を対象とした生理痛疑似体験ワークショップを実施し、不調の我慢は現場リスクに直結する組織課題であるとの認識が共有されました。
「バンBくんのBanBanSei活応援バッグ」は、「予防」「理解」「活用」の3つの視点から設計した包括的な両立支援制度です。新たな支援制度の創設と、既存制度の再整理・見える化を同時に実施し、従業員が安心して利用できる環境を整備します。
【新制度の内容】
①生理休暇の有給化:既存の生理休暇制度を無給から有給へと改定しました。
②HPVワクチン接種費用の一部助成:子宮頸がんは身近に起こり得る健康リスクであることを認識し、予防医療の観点から会社として支援する必要があると判断し、HPVワクチン接種費用の一部補助を開始します。
【既存制度の再整理】
これまで個別に存在していた育児・介護などの両立支援制度を一体的に整理し、制度内容を分かりやすく可視化。必要な支援にすぐアクセスできる環境を整備します。
【制度パッケージ化とネーミングの目的】
新制度と既存制度を一体化して提示することで、制度を探さず利用できる環境を整え、心理的ハードルを下げます。ライフステージに応じた支援を連続的に受けられる仕組みを構築し、制度を「規定」ではなく「いつでも使える選択肢」として浸透させます。
今後は、本制度の運用を通じて着実な定着を図り、社員一人ひとりが無理を前提としない働き方を実現できるよう、社内説明会や管理職向け研修の実施、相談窓口の明確化など具体的な施策を通じて、ライフステージや健康状態に関わらず安心して働き続けられる仕組みづくりを強化してまいります。