医療・福祉
1日前
認定NPO法人キープ・スマイリング
入院中の子どもに付き添う家族の生活実態調査2025開始
認定NPO法人キープ・スマイリングは、入院中の子どもに付き添う家族の生活実態を明らかにすることを目的に、2025年12月にかけて「入院中の子どもに付き添う家族の生活実態調査2025」を実施します。前回調査の結果を受けて、診療報酬改定やこども家庭庁補助金の創設など制度的変化が実現しましたが、依然として残る課題を把握し、付き添い環境のさらなる改善を目指します。調査結果は2026年春に公表予定です。

認定NPO法人キープ・スマイリングは、入院中の子どもに付き添う家族の実態を明らかにすることを目的に、「入院中の子どもに付き添う家族の生活実態調査2025(以下「付き添い実態調査2025」)」を実施します。この調査は、2022年に実施した「入院中の子どもに付き添う家族の生活実態調査2022(以下「付き添い実態調査2022」)」の続編として位置づけられ、前回調査の結果をきっかけに実現した診療報酬改定やこども家庭庁補助金の創設などを受け、付き添い環境がどのように変化したか、また依然として残る課題を把握することを目的としています。

調査は2025年12月にかけて実施し、同時期に実施する全国の医療機関を対象とした付き添い環境の実態と課題を把握する「小児の入院付き添いに関する病院実態調査2025」、都道府県を対象とした「付き添い環境改善への取り組みに関するヒアリング」と併せて、結果は2026年春に公表予定です。

前回の調査では、子どもの入院に付き添う家族の「食べられない・眠れない・目が離せない」という厳しい現状と、家族が大きな労力を担う「労力提供型の付き添い」の実態が明らかになりました。この結果を踏まえた要望書を国や学会に提出したことや社会的な機運もあり、診療報酬改定やこども家庭庁補助金の創設など制度的変化が実現しました。

今回の調査では、現状を正確に把握することで、全国の小児病棟の変化と課題を明らかにし、今後の政策提言や病院支援につなげることで、付き添い環境のさらなる改善を目指します。

PR TIMES [プレスリリース]
ニュース一覧