八千代ソリューションズ株式会社(本店:東京都台東区、代表取締役社長:水野 高志)が提供する工場管理システム「MENTENA」は、2026年5月11日より、企業独自の稼働日に合わせた柔軟な運用を可能にする機能の提供を開始します。
新機能の詳細について
人手不足が深刻化する製造現場において、設備点検や保全作業の計画の質は、安定生産を左右する重要なテーマとなっています。しかし、多くの設備管理ツールでは「土日祝日」を休日として一律に扱うにとどまり、会社独自の非稼働日を正確に反映できていないケースが少なくありません。現場によっては土日も稼働し、平日に独自の休日が設定されているケースも珍しくなく、独自の休日が考慮されないまま点検作業が割り当てられてしまう事象は、単なる情報の不一致にとどまりません。担当者は、「本来は休みの日に作業が割り当てられている」という状況に気付くたびに、手動で日程を修正する作業を余儀なくされてきました。設備数・点検項目数が多い現場では、こうした修正作業だけで多大な工数が発生するだけでなく、見落としによる作業の計画漏れというリスクも常に隣り合わせの状態でした。
今回のアップデートでは、自社の稼働日の実態をMENTENAに正確に反映させるための機能を提供し、非稼働日に誤って作業予定が割り当てられてしまうというスケジューリングミスを防止します。さらに、繰り返し設定で自動作成される予定について、非稼働日をスキップできる設定も併せて提供します。日次や週次で実施する日常点検など、高頻度の作業において、休日明けに「未実施」の予定が蓄積する手間を解消するとともに、休日に実施すべき重要な予定が不要な予定に埋もれて見落とされるリスクも軽減します。現場の稼働サイクルを正確に把握することで、計画策定におけるヒューマンエラーを根本から排除し、保全担当者が本来の専門業務に注力できる環境を実現します。
今後のアップデートについて
今後のアップデートとして、スケジュール機能への「イベント日程」機能の追加を予定しています。工場の定休日・監査日・設備搬入日といった作業以外の重要な予定を、作業とは別枠でガントチャート上に表示できる機能です。期日や制約条件を同一画面上で確認しながら作業日程を調整できるため、計画ミスや調整漏れの削減に貢献します。変則的な稼働パターンと繰り返し作業スケジュールが重なった場合に事前アラートを発する機能についても、現在開発を検討しています。法定点検など後ろ倒しができない作業への対応を含め、現場の実態に即した運用を継続的に支援してまいります。
「今回の改修は、予定調整の手間を減らすための機能追加ですが、私たちが特に意識したのは『新しい仕組みを無理なく使い続けられること』です。システムを導入すると、これまでの業務の進め方との違いから、どうしても細かな調整が必要になります。その調整を現場の方や管理職の方が毎回担うことになると、便利なはずのシステムが、かえって負担に感じられてしまうことがあります。
今回の改善では、そうした目に見えにくい負担を少しでも減らし、日々の業務のなかで自然に使える状態に近づけることを目指しました。
MENTENAはこれからもお客さまの声に耳を傾け、真に価値ある製品を提供してまいります。」(COO(Chief Operating Officer/最高執行責任者)山口 修平)