農林水産
17日前
公益財団法人 国際開発救援財団
日本のNGOによる9年間の協力で、カンボジアの小中高校での栄養教育が開始
公益財団法人国際開発救援財団(FIDR)は、カンボジアの小中高校で9年間の協力を通じて栄養教育を開始しました。2017年から専門家を派遣し、カリキュラム開発や教科書執筆を行い、現地の教員による栄養教育を可能にしました。この取り組みは、カンボジアの学校教育に大きな変化をもたらし、国民の栄養不良問題に対処するための重要な一歩となります。

公益財団法人国際開発救援財団(FIDR)は、カンボジアをはじめとするアジアの国々で活動する国際協力NGOです。かつてカンボジアでは小学校から高校における「栄養」の授業は、ほとんど存在しなかった状態でした。FIDRは、2017年から栄養教育の専門家を同国に派遣し、カリキュラム作り、教科書執筆、指導法の開発などの支援を重ねた結果、現地の教員による栄養の授業が始まりました。

カンボジア教育省は、小学校から高校までの授業に「保健」科目を導入し、その中で「栄養」を重要な学習単元として位置づけました。しかし、学校教育で体系的な栄養教育を実現するには、教育行政の中核でのカリキュラム策定から、教育現場での教え方に至るまで、広範な技術協力が必要でした。

FIDRは、2014年からカンボジアの保健省・教育省と協働し、「学齢期の子どもの栄養所要量基準」「食生活指針」の策定を主導した実績があったことから、教育省より支援の要請を受けました。2017年から9年間にわたるプロジェクトは、日本国内の企業や個人から寄せられた会費と寄付金によって実現しました。プロジェクトではカンボジア全国の学校での栄養教育の模範となる「モデル校」を立ち上げることにも注力し、4つの学校で教員の指導力や学校環境に飛躍的な成長が見られています。

様々な社会課題を抱えるカンボジアにおいて、国内の人々自身が健康に暮らし、安定した発展を築く上で、日々の食事を通じた栄養摂取は欠かすことのできないテーマです。栄養教育実現までの長いプロセスと、実現のために協力しあったFIDRや現地関係者の変化のストーリーを、多くの方々にお伝えしたいと考え、活動報告会を企画しました。

PR TIMES [プレスリリース]
関連インタビュー