医療・福祉
25日前
有限会社ローテックジャパン
災害対応用コンタクトレンズの事前配布開始、視力確保の新たな防災対策
大阪府のスマイルコンタクトが、災害時の視力確保を目的とした「災害対応用コンタクトレンズ」の事前配布を開始しました。この取り組みは、災害発生直後の“視力空白時間”をなくすことを目的としており、特に就寝中に地震が発生した場合に備えています。レンズは事前に配布され、非常用持ち出し袋に保管することを推奨しています。

スマイルコンタクト(所在地:大阪府)は、医療法人山樹会 西原眼科の協力のもと、災害時の視力確保を目的とした「災害対応用コンタクトレンズ」の事前配布を会員様向けに開始しました。

この取り組みは、災害発生直後の“視力空白時間”をなくすことを目的とした新しい防災支援策です。気象庁によると、大規模地震発生後は約1週間、特に発生後2~3日間が最も警戒を要する期間とされています。

しかし、就寝中に地震が発生した場合、コンタクトレンズ利用者は裸眼状態での避難を余儀なくされる可能性があります。視力が十分でない状態では、避難経路の確認、ガラス破片など危険物の回避、家族の安否確認、夜間移動といった行動に支障をきたす恐れがあります。

特に裸眼での日常生活が困難な強度近視の方にとって、視力確保は生命安全に直結する重要な要素です。

当初は、店舗で会員様用レンズを保管し、災害時に店頭配布する計画でした。しかし、過去に大阪府内で発生した地震では、店舗内の保管棚が倒壊し、物資供給が即時対応できなかった事例がありました。

この経験から当社は、「災害時に取りに来る方式」ではなく「平時に備えて持っておく方式」へ方針を転換。
事前に約1週間連続装用可能な医療用コンタクトレンズを配布し、非常用持ち出し袋への保管を推奨しています。

代表取締役の鈴川利佳氏は「災害時に“見える”ということは、行動できるということです。防災は水や食料だけでなく、視力も重要なインフラです。私たちは医療と地域小売の立場から、“見える安心”を社会に広げていきたいと考えています。」とコメントしています。

今後は医療機関との連携強化に加え、地域防災・自治体・企業防災分野との協働も視野に入れ、視力確保という新たな防災概念の普及に取り組んでまいります。

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