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30日前
川崎市
神奈川県内で最大のPPA事業を下水処理場で開始!入江崎水処理センターにメガソーラーが誕生
川崎市上下水道局は、令和6年11月にスマートソーラー株式会社と締結したPPA事業により、入江崎水処理センターの屋上に大規模太陽光発電設備を設置し、令和7年11月より自家消費型のメガソーラー発電を開始します。この事業は、水処理施設の屋上を有効活用し、再生可能エネルギーを活用することで脱炭素化に貢献します。

神奈川県内で最大のPPA事業を下水処理場で開始!入江崎水処理センターにメガソーラーが誕生

川崎市上下水道局は、令和6年11月にスマートソーラー株式会社と締結したPPA(Power Purchase Agreement:電力購入契約)事業により、入江崎水処理センターの屋上に大規模太陽光発電設備を設置し、令和7年11月より自家消費型のメガソーラー発電を開始します。

この事業は、水処理施設の屋上を有効活用するとともに、多くの電力を消費する水処理施設において再生可能エネルギーを活用することで脱炭素化に貢献します。また、PPAを採用することで、川崎市による新たな初期投資や維持管理が要らないことなどのメリットがあります。

本事業では、事業者が水処理施設の屋上(約16,000m2)に、設備容量約1,800kWの大規模太陽光発電設備を設置し、入江崎水処理センターの年間使用電力量の約9%に相当する約210万kWhの電力量を発電します。この設備は、神奈川県内のPPA事業による単独の太陽光発電設備としては最大の発電能力となります。川崎市は、発電した全ての電気を購入し、自家消費することで、年間約900tのCO2(家庭の年間のCO2排出量の約360世帯分)を削減できます。

また、本事業における電力の購入単価は、令和6年度の購入単価よりも安価(9.45円/kWh)となることから、年間約3,300万円(電気料金の約6%相当)の経費削減が見込まれます。

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