ハイケム、台湾メーカーと販売代理店契約締結 リポソーム化技術素材の取り扱い開始
ハイケム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高 裕一)は、このたび台湾の食品添加物メーカーMing Chyi Biotechnology Ltd.(以下「MCB社」)と販売代理店契約を締結し、リポソーム化技術により体内吸収率を飛躍的に向上させたターメリック抽出粉末「turmerSOL™」の日本国内における独占販売を開始いたします。
近年、健康食品市場では単なる栄養補給から、より高機能な製品へと消費者ニーズが変化しています。この動向を踏まえ、ハイケムは従来の事業で培った品質管理ノウハウと物流網を活かし、より付加価値の高い健康食品素材分野への事業拡大を戦略的に推進してまいります。
今回のMCB社との提携は、この戦略の重要な一歩です。30年以上の技術蓄積を持つMCB社の先進的なリポソーム化技術と、ハイケムの日本市場における知見・顧客基盤を組み合わせ、日本の健康食品メーカー様の製品開発を支援してまいります。
なぜ今、リポソーム化素材なのか?
リポソームとは、リン脂質でできたナノサイズの超微細カプセルです。もともとは医薬品を効率よく体内に届けるための「ドラッグ・デリバリー・システム(DDS)」として開発された技術ですが、現在は化粧品やサプリメント分野でも広く応用されています。
リポソーム化のメカニズム
吸収性を高めたい素材を、水に馴染む親水部と油に馴染む疎水部から成る二重膜のリン脂質層で包み込みます。この構造により、体内での吸収率を高めることができます。
市場で急速に注目される理由
リポソーム技術は素材の体内への吸収率を高めることなどを目的とした製剤技術で、機能性素材や健康食品において、次世代技術として注目されています。
turmerSOL™ ~吸収率112倍を実現した革新的ターメリック素材~
ウコン(ターメリック)の主要成分クルクミンは、インドなどで伝統的な医薬品として長年使用されてきた実績があり、現代医学でも注目を集めています。よく知られている肝機能サポートに関する研究に加え、免疫や関節の健康に関する研究が報告されています。
しかし、クルクミンは水に溶けにくく吸収されにくい性質があり、経口摂取後に大半が体内で吸収できないという課題があり、この低バイオアベイラビリティが、クルクミンの特性を十分に活かせない要因となっていました。
本製品「turmerSOL™」は、この有効成分クルクミンをリポソーム化することで、体内への吸収性を飛躍的に向上させることに成功しました。MCB社の独自のリポソーム化技術により、クルクミン>30%含有を実現しながら、冷水での溶解性も確保。同社の試験データによると、turmerSOL™は一般的なクルクミン粉末と比較して112倍の体内吸収率を実現しています(MCB社試験データに基づく)。
製品開発・製造面でのメリット
水分散性の向上により、ドリンク、スナック、タブレット、カプセルなど幅広い製品形態に対応
生産設備の洗浄が容易で、ウコン特有の黄色い着色を軽減
専用ラインを必要とせず、既存設備での製造が可能