
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、千葉駅を起点とするモビリティハブ「千葉ぷらっと」の実証実験を2025年9月18日から2026年1月30日まで実施します。この実証実験は、移動と生活サービスが融合した新たな都市機能の可能性を検証することを目的としています。
実証実験では、千葉駅周辺の4箇所にモビリティハブを設置し、シェアサイクル、カーシェアリング、立乗り三輪モビリティなどの移動サービスと、キッチンカーやマルシェなどの生活サービスを提供します。これらのサービスは、千葉駅前ポート、千葉中央公園前ポート、千葉市美術館駐輪場ポート、千葉市立郷土博物館駐車場・記念碑ポートに設置されます。
移動サービスでは、HELLO CYCLINGのサイクルステーションで利用可能な電動サイクルや、千葉ぷらっとのモビリティハブ間で利用可能なLimeラクモなどのサービスを提供します。また、立乗り三輪モビリティは12月18日で終了予定です。
生活サービスでは、訪れた方がくつろぎ、地域の方々が集えるコンテンツを提供します。キッチンカーやマルシェの出店期間や出店日は特設サイトでご確認ください。
イベントとしては、2025年9月23日にLimeラクモの試乗会を、9月28日に千葉ぷらっと開業イベントを実施予定です。このイベントでは、Limeラクモ、立ち乗り三輪モビリティの試乗会や、キッチンカーの出店などが行われます。
本実証実験は、JR東日本のグループ経営ビジョン「勇翔2034」におけるLX(Lifestyle Transformation)の実現に向けて取り組むものです。実証実験で得られた知見を基に、移動利便性の向上や地域回遊の促進に向けたサービスの検証を進め、駅中心のシームレスな移動環境の整備を目指します。また、他エリアへの展開も視野に入れ、沿線価値の向上と地域の魅力発信に取り組んでまいります。