インターテック(Intertek)は、2026年2月に電気部品メーカー向けの新たな認証サービス「ETLコンポーネント認証プログラム」を開始しました。このプログラムは、これまで完成品分野で提供してきた迅速かつ高品質なETL安全認証を部品分野にも拡大するもので、電源装置、スイッチ、制御モジュールなどの電気部品を対象に、認証取得までのリードタイムを大幅に短縮し、国内外市場へのスピーディーな製品投入を支援します。
近年、電気・電子機器市場では製品ライフサイクルの短期化と技術革新の加速が進み、メーカー各社には「安全性の確保」と「市場投入スピードの最大化」の両立がこれまで以上に求められています。特に部品メーカーにとっては、グローバルサプライチェーンにおいて信頼性の高い認証を迅速に取得できるかどうかが、完成品メーカーからの採用可否や市場競争力を左右する重要な要素となっています。
従来、部品と完成品の認証プロセスは個別に進められるケースが多く、試験・評価の重複や調整コストが発生することで、市場投入までに時間を要するという課題がありました。こうした課題を解決するため、インターテックは完成品分野で数十年にわたり高い信頼を獲得してきたETL認証のノウハウとグローバル試験所ネットワークを活用し、部品分野にも適用範囲を拡大。部品と完成品の認証プロセスを一元化することで、製造遅延の削減、生産効率の向上、そしてファーストムーバー優位性の確立を実現することを目的としています。
「ETLマーク」は、電気完成品の安全性と技術的卓越性を示す認証マークとして、北米をはじめ世界各国で広く認知されています。本プログラムでは、ETLが定める「認定コンポーネントプログラム」に基づき、以下を実現します。
・電源装置、スイッチ、制御モジュールなど幅広い電気部品への対応
・部品・完成品認証プロセスの統合による審査効率の向上
・科学的根拠に基づく技術支援による設計段階からのサポート
・認証取得までのリードタイム短縮
さらに、複雑な製品ポートフォリオを持つ電気メーカーに対しては、ETL認定部品の特定から調達支援まで、ワンストップでの包括的なソリューションを提供します。
インターテック エレクトリカル、コネクテッドワールド&トランスポーテーションテクノロジーズ プレジデントSunny Rai(サニー・ライ)は「部品は、今日の革新的な電気製品の心臓部です。当社の先駆的なETL認証プログラムを部品に拡大することで、電気製品にとって最も安全で最速の市場投入ルートを創出し、お客様とエンドユーザーの双方に、必要なタイミングで最適な価値を提供します。」とコメントしています。
インターテック日本グループ日本統括代表・代表取締役木村 朋聡は「日本のものづくり企業にとって、安全性と市場投入速度の両立は永遠の課題です。特に部品分野では、グローバルサプライチェーンの中で信頼性の高い認証を迅速に取得することが、競争力の源泉となっています。本プログラムの開始により、日本の部品メーカーの皆様が、ETLマークの持つブランド価値を活用しながら、よりスピーディーに海外市場へ展開できるよう、きめ細かな現地サポートを提供してまいります。」と述べています。