農林水産業
20日前
兼松株式会社
兼松、農業・食品GX強化に向けインセッティングコンソーシアムに参画
兼松株式会社は、農業・食品GXの強化に向けて、農林中央金庫が主催する「インセッティングコンソーシアム」に参画しました。インセッティングは、企業が自社のバリューチェーン上で発生する間接的なGHG排出の削減を目指す取り組みです。兼松は、中期経営計画「integration 1.1」においてGXを重点強化対象に位置付け、農業・食品GXを推進しています。

兼松株式会社(以下、「兼松」)は、農業・食品GXの更なる強化・促進に向け、農林中央金庫が主催する「インセッティングコンソーシアム」の趣旨に賛同し、新たに参画しました。

インセッティングは、企業が自社のバリューチェーン上で発生する間接的なGHG排出(以下、「スコープ3」)の削減に向けて、そのプロセス上で投資や支援を行うことで、バリューチェーン全体でGHG削減等の環境価値の創出と、ネイチャーポジティブへの移行を企図する概念です。

インセッティングコンソーシアムでは、国内のインセッティング普及促進に向け、ワーキンググループの設立や日本の商習慣に即した国内版ガイドラインの策定を進める予定です。これらを通じて、企業単独では対応が難しいスコープ3の削減に加えて、生産者所得の向上と農業・食品バリューチェーンにおけるカーボンニュートラル、ネイチャーポジティブへの移行実現を目指しています。

兼松は、中期経営計画「integration 1.1」において、GXを重点強化対象に位置付け、注力分野の一つに農業・食品GXを掲げ推進しています。既にこれまで、川下企業のスコープ3削減に向け、バイオ炭や環境配慮米、牛のメタン削減飼料などを活用し、生産品とGHG削減実績の環境価値を、セットでトレースしながら川下企業に届ける形で「カーボンインセット」の仕組みを活用した農業・食品GXを推進して参りました。

当社が今回参画に至った背景には、こうしたカーボンインセットの実践を、さらに発展・拡大させたいという意図があります。これから、農業・食品バリューチェーンに関わる幅広い参画企業の皆さまと、業界横断的な情報共有や議論を通じて連携し、インセッティングの更なる普及促進と、農業・食品GXの推進に努めて参ります。

PR TIMES [プレスリリース]
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