テクノロジー
16日前
ドーモ株式会社
DomoがAIアイデアを業務アプリに変換する「App Catalyst」提供開始
Domoは、AIを活用した全社データ活用プラットフォームの新機能として「App Catalyst」の提供を開始しました。App Catalystは、プロンプトで指示するだけで、Domo上のデータを活用したカスタムプロコードアプリケーションを迅速に開発できる機能です。この機能は、企業全体のガバナンス、セキュリティ、スケーラビリティを適用し、信頼性を確保しながらアプリケーションを展開します。

DomoがAIアイデアを実用的な業務アプリへと迅速に具現化する「App Catalyst」を提供開始


Domo(本社:米国ユタ州シリコンスロープス)は、AIを搭載した全社データ活用プラットフォーム「Domo」の新機能として「App Catalyst」の提供を開始しました。App Catalystは、作りたいアプリケーションをプロンプトで指示することで、Domo上のデータを活用したカスタムプロコードアプリケーションの開発を迅速に開始できるように支援します。そして、Domo上ですでに実現できているガバナンス、セキュリティ、スケーラビリティをそのまま適用することができます。


生成AIの進化により、ソフトウェア開発のハードルは大きく下がりました。いわゆる「バイブ・コーディング(Vibe Coding)」の登場によって、アイデアをこれまでになく短時間で動くプロトタイプへと落とし込むことが可能になっています。一方で、こうした試みの多くは、コードの脆弱性や保守性の低さ、企業のデータ基盤やセキュリティ基準との不整合といった課題があり、本番環境への展開に至らないケースが少なくありません。


App Catalystは、その「先」にある課題――すなわち、アプリケーションを継続的に保守し、信頼性を確保しながら、企業全体へと展開していくことを見据えて設計されています。App Catalystを活用することで、ユーザーは自然言語で作成したいアプリケーションの内容を記述するだけで、企業データ上で動作する、機能的なアプリフレームワークを即座に生成できます。


このアプリケーション基盤は、顧客が既に保有するデータセットとシームレスに統合され、Domo App Studioやダッシュボード上に展開することができます。また、ユーザー単位のデータアクセス権限、行レベル権限、カラムレベルのマスキングなど、既存のガバナンスおよびセキュリティ制御を自動的に継承します。なお、必要なデータがまだ用意されていない場合でも、App Catalystが実データ連携前に利用可能なサンプルデータを自動生成するため、チームはすぐに開発を開始することが可能です。


Domo創業者兼CEO ジャシュ ジェイムズは「バイブ・コーディングは、アイデアがどれほど速くソフトウェアへと形になるかを示しましたが、スピードだけでは持続的な価値は生まれません。次の進化は、単なるコード生成から、信頼できるデータを基盤とし、設計段階からガバナンスを備えたアプリケーションを構成するアプローチへと移行することです。その意味でもApp Catalystは、重要な一歩となります。」とコメントしています。


App Catalystは、最初から完成形のアプリケーションを一度に作り上げることを目指すのではなく、本番環境に対応したプラットフォーム上で、アプリケーション開発の出発点を提供します。チームは、ライブコード生成を通じて素早く反復的に開発を進め、変更内容を即座にプレビューし、ワンクリックでアプリケーションを公開することが可能です。そして、要件の変化に応じて継続的に改善やカスタマイズを行いながら、アプリケーションを進化させていくことができます。


App Catalystの主な特長・メリットは以下の通りです。



  • AIによる開発効率の向上:自然言語プロンプトを活用し、アイデア創出から反復的な改善までを迅速に実行

  • セルフサービス型アプリケーション開発:大規模な初期エンジニアリングを必要とせず、プロコード対応のアプリケーション基盤を構築可能

  • 高速なプロトタイピング:アイデアから実際に動作するアプリケーションフレームワークまでを数分で作成

  • ガバナンスを標準搭載:接続されたデータプラットフォーム全体で、ユーザー単位のデータアクセス権限やセキュリティポリシーを自動的に遵守


App Catalystはベータ版で提供を開始しています。はじめはプロダクトマネージャーや開発者、技術担当者などのテクニカルユーザーを主な対象として、要件の可視化やステークホルダーへのコンセプト共有、デジタルプロダクトの迅速なプロトタイピングを可能にします。今後は、これらの機能を拡張し、ビジネスユーザー自身がアイデアの妥当性検証や市場仮説のテスト、データドリブンなアプリケーションの可能性を行えるよう支援していく計画です。これにより、IT部門への依存を抑えながら、より多くの組織でアプリケーション開発のスピードと柔軟性を高めることを目指します。

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