パルシステム生活協同組合連合会(所在地:東京都新宿区、理事長:渋澤温之)は7月28日(火)から、収穫期の変動で生じる行き場のなかった果物セット「食べて応援!旬の国産フルーツおまかせ定期便」の事前登録を開始します。加速する気候変動により、果実の生育状況が予測困難になる中、予定した商品の企画時期から外れて収穫された農産物を活用し、利用者とともに産地を応援する新サービスです。
パルシステムの青果は、カタログの企画予定に合わせ、産地と話し合い出荷スケジュールを決めています。近年の産地では、気候変動が生産環境に大きな影響を与えており、果実の生育状況が予測困難で2週間以上も収穫時期が前後するケースが増加しています。カタログは配付する数カ月前から制作を進めるため、収穫時期の変動に応じた商品企画を柔軟に提案できません。年1回のみの出荷機会を失えば、資材高騰や気候変動の影響下での生産を余儀なくされている産地にとって大きな痛手です。
「生産者が心を込めて育てたおいしい果物を、ひとつも無駄にせず利用者へ届けたい」との果物担当者の思いから、フードロス削減と産地応援を両立する本サービスの企画が実現しました。
本サービスは、事前登録を受けた見込み数量に合わせ、産地から果物を買い取る仕組みです。本サービスを需給の「調整弁」とし、収穫時期が変動しても、カタログに掲載が無い果物の供給先を確保し、利用者のもとへ届けます。
セット内容は、個別の注文より合計価格を抑えて提供します。作柄次第では、パルシステムの独自基準による環境保全型農業で栽培した「エコ・チャレンジ」規格品や、有機栽培品が入ることもあります。
パルシステムの果物担当職員は「昨今の気候変動の影響で産地では苦しい状況が続いています。私たち職員も、カタログの企画だけではこの目まぐるしい変化に対応しきれず悔しい思いをしてきました。利用者の事前登録が、気候変動に立ち向かう産地を支える大きな力となります。旬のフルーツをおいしく食べて、フードロスの削減と産地応援に協力を得られるよう、呼びかけていきます」と語ります。
パルシステムはこれからも、作る人と食べる人がリスクを分かち合える仕組みを構築し、持続可能な国内農業への貢献をめざします。
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