ファッションや美容・健康の撮影でモデルを務めながら、好きな漫画の編集部で経理も担う。安定と挑戦のバランスを取りつつ、最近は「話す仕事」に関心が移る。ライブコマースや動画出演など、声を生かした次の表現を見据えている。
Q&A インタビュー
今のお仕事を教えてください
モデルをやりながら、派遣社員として漫画の編集部で経理を担当しています。モデルの方は本当にいろいろで、最近は美容・健康、あとはヘアー関係とかがメインでお仕事させていただいています。
それぞれを始めた理由は
そうですね、まずモデルの方は、私がすごく高身長(177cm)だというのもあって、その身長を生かせる仕事を、かつ本当に今まで結構自信がなかったので、自信を持てるようになりたいというのもあり、モデルを目指すきっかけになりました。漫画の編集部の方は、私、結構漫画が好きで、編集とかは経験がないのですが、経理の経験は他の派遣の時代にあったので、その編集部で経理ができるんだったらもう最高な環境だなと思って応募しました。
派遣も続けているのはなぜですか
そうですね、やはりモデルをフリーランスでやっていると安定した収入が得られないので、少しでも安定した収入を得るために、派遣の方で稼いでいるといいますか、働いているという状況になります。
始めた頃と比べて自信はどうですか
自信は、モデルを始めたのが20代の頃なんですけど、そうですね、メンタル面がすごく変わったと思っています。やはり自信がないときって、モデルの仕事だとオーディションとかたくさんあるので、そういうところでそんなに合格できることってないから、落ちる度にどんどん自信を失っていて、もう私って本当にだめなやつなんだみたいな、本当に自己肯定感がだだ下がりだったんです。それがやっぱり変わったからこそ、モデルを続けていられるし、合格できる確率も上がってきたのかなと思います。
モデルとの出会いを聞かせてください
東京の方に上京してきてからなので、10代の頃はモデルをやろうとかは全然思っていませんでした。地元でアルバイトをしていたときに、系列のお店がアパレルのセレクトショップみたいなのをやっていて、そこが地元でファッションショーをやるよっていう機会がありまして、高身長だったので出てみたらって言われて。そこでファッションショーを一度経験したときに、やっぱり1人では作れないものっていうのをすごく感じて、それがすごく感動したというか、良いものができたっていう達成感であったりとか、そういうのを感じたことで、モデルって楽しいなって思ったのが一番最初のきっかけになります。
一番苦労したことは
私その頃、すごく体重が太ったり痩せたりを繰り返していて、当時はモデル事務所に所属していたので、事務所のスタッフというかマネージャーさんとかから痩せなさいみたいな感じで言われて、結構ダイエットを何度も何度も繰り返していたんです。それは自分の中では苦労したかなっていう感じですね。すごく痩せるときは痩せるんですけど、やっぱりそこでダイエットのストレスがたまってしまって、またドカ食いとかしちゃって、元に戻って、しかもリバウンドしてさらに体重が増えちゃうとか、そういうことも結構あったので。時によって洋服の入るものが全然変わってきちゃったりとかすると、モデルとしては致命的なので、やはり同じスタイル・体型を維持するっていうことが一番苦労していたと思います。
フリーランスになった経緯は
事務所に入っていたときは、まだ本当に新人の駆け出しっていう感じだったので、マネージャーさんがついてたんですけど、マネージャーさん1人に対してモデルが6人とか、そういう逆のパターンって言うんですかね、であまりマネージメントしてもらってるっていう感じが私の中ではなくて。なおかつ、自分で見つけてきた仕事とかも事務所を通さないといけないので、それを話すと、いやこの仕事はやらないでほしいとか、別に変な仕事じゃないのにこの仕事はやらないでとか言われてしまうので。そうするとオーディションもあまりうからない、自分が持ってきた仕事もオッケーしてもらえない、じゃあ所属していてもあんまり意味がないのかなとか思い始めてしまって、それで一回事務所は退職しまして。それから結構モデルとしてはブランクが開くんですけど、その間に派遣社員とかでいろいろな業種で働いていまして。でまた40代になってから、今度はモデルの仕事が、事務所を経由しなくても見つけられるキャスティング会社であったりとか、そういうのが出てきて、あ、フリーランスでも他の仕事をしながらでもモデルってできる時代になったんだと思って。それだったら、モデルだけっていう負荷がかからなそうだし、ちょっと試しにもう一度、仕事をしながらモデルもやってみようかなということで始めたっていう感じですね。本当に、モデルの仕事をするっていうことに対する考えであったりとか、世の中のシステム的なものが変わったおかげで、フリーランスできるようになったんだと私は思います。
身長とモデルの関係について思うこと
177cm、それが、モデルにしても色んなジャンルと言いますか、ファッションとか美容・健康であったりとか、そういうのによって全然、身長とかも求められるものが違うので。ファッションに関しても、本当にパリとか、ニューヨーク、ミラノとか、そういうファッションウィークのショーに出るモデルを目指しているのか、それとも一般の通販とかの既製の洋服の雑誌であったりとか、そっちのほうのお洋服のモデルを目指しているのかによっても身長とかが違っていて。やっぱり既製のほうのお洋服を取り扱ってる雑誌とかの媒体だと、私の身長だと逆に大きすぎちゃうんですね。そこで、身長で逆に大きすぎて切られちゃうっていうのがあります。
心に残っている現場は
やっぱり一番最初に出たファッションショーは、すごく印象的でしたね。やった場所っていうのも、本当に地元の神社でステージを組んでやったので、すごく神様に守られながらみたいな。でもファッションの方は結構、和とかではなくて、新しい感じのお洋服で、その中、日本と最新を融合させたみたいな感じのファッションショーだったので、地方でやるってすごいなって、本当に思いました。
お仕事で緊張はしますか
もう私、本当にあがり症なんです。もう手汗がすごいんですよね。ファッションショーだったら、もう本番前の手汗とかめちゃめちゃすごいし、だからプレッシャーはすごく感じやすいタイプだとは思うんですけど。まあ、いざ本番になると、むーみたいな感じなんですよね。終わった後とかの汗がすごいんです。実は、そう見えないとよく言われますけど、すごい汗かいてます。
緊張とどう向き合ってますか
深呼吸とか、ストレッチとか、体をほぐすとか、そういったことですかね。あとはやっぱり、自分のマインドセット的なものというか、別に失敗しても大丈夫とか、死ぬわけじゃないしとか、そんな感じの心持ちと言いますか。そうすると少しでも気持ちが軽くなって、本番とか撮影とかに挑めるかなと思います。
スキルアップで意識してることは
やはりモデルのほうの仕事に関しては、最近、喋ることも増えてまして、どうしたらうまくお話できたりとか、発音であったりとか、発声であったりとか、声が聞きやすいとか、そういうのをちょっと意識したりとか、最近してます。やっぱり動画撮影が多くなってきているので、スチールで表現するのではなくて、しゃべりプラストークであったりとか、時には決められたセリフを言うであったりとか、っていうことが多くなってまして。それをまだ全然学んでないので、まずどこで学んだらいいんだろうっていうのと、勉強はこれから今後していきたいなとは思ってます。それが自分のスキルアップにもつながるのかなと思っています。
今後挑戦したい分野は
常々、タレントさんであったり、女優さんであったりの方向も、少しずつ自分の仕事に入ってきている感じですね。でも、かと言って演技とか全然やったことないので、勉強を兼ねて、そういう縦型動画の出演とか、もちろん出させてもらったりとかはしてはいるんですけれども。あとやっぱり、ライブコマースとかちょっと気になってますね。そういうのの喋りがうまくできたら、それでお仕事もらえるんじゃないかなと思って、どうすればライブコマースに出演できるようになるんだろうっていうのを、すごい考えてます。
一番の誇りはなんですか
まあモデルのほうは、紆余曲折ありつつ、挫折とか失敗とかも繰り返しつつ、でも今も続けているっていうのが一番の誇りですね。
振り返って今思うことは
きついとか苦しいって感じることってあると思うんですけど、なんかやっぱり時間が経つと忘れていっちゃうというか。だけれども、なんかそういうことも全て糧になってると思って今があるので、何だろうな、振り返るとそんなにかな、とかって思っちゃうって言いますか。そんなに大変じゃなかったかも、みたいな今があるし、っていう感じですね。
5年後に思い描く姿は
いや、さっきもちょっと言いましたけど、やっぱりもっと喋りが達者な芸能活動をしているんじゃないかなと思います。今、ウォーキングとかを自分で練習したり、レッスンを受けたりとかしてるんですけど、そういった動画作成みたいなのを、いろんな旅行した場所で動画を撮って、それをSNSとかにアップしたいなって思っているので、それがもっと軌道に乗っているんじゃないかなと考えています。
モデルを仕事にしたい人へメッセージを
やっぱり自分軸っていうのが、めちゃめちゃ人生において、モデルの仕事でもそうだし、派遣の仕事でもそうだし、どんな仕事の中でも、自分軸っていうのがすごく大切だと思うので。その自分軸がブレなければ、メンタル的にもゆらゆらしないし、そうすると美容や健康にもいい方向に向かっていくと思うので、自分軸を大切にしてほしいです。