エンタメ
02月27日
毎月通ったストリートスナップがすべての始まりだった。モデル一本を望みながらも、隙間時間にSNSや転職支援へと活動を広げてきた。複数の領域を行き来する働き方にたどり着くまでの歩みと、その選択を後押しした理由を語ってもらった。
Q&A
インタビュー
どんなお仕事をされているのですか
職業はモデルとインフルエンサーで、転職エージェントの会社でも働いています。モデルのほうは、雑誌に出たり、ファッションショーやランウェイをやったりしています。インフルエンサーのほうは、動画に出演したり、PRの仕事をしたりと、いろいろやってます。
なぜ仕事を掛け持ちするように
本当はモデル一本でやりたかったんです。でも、やっぱりモデルの仕事もそんなにたくさんあるわけじゃなくて。その隙間時間で何かしようと思ったときに、転職支援の仕事に携わったり、SNSの仕事をしたりして、今はいろいろやってますね。
収入の中心はどの仕事ですか
月によってすごいバラバラなんですけど、大きな仕事が来たときはインフルエンサーの仕事ですね。でも、例えば転職の仕事とか、昼間の仕事はやっぱり安定した給料が毎月入ってくるので、それを活動資金にして行動してます。
モデルを始めたきっかけは
モデルはですね、もともとおしゃれがめっちゃ好きだったんですよ。服とかアクセサリーがすごく好きで。でも、それをどこで自分で買ったらいいのか分からなかったんです。その時にもっと詳しくなりたいなと思っていたら、雑誌にスカウトしてもらって。雑誌に出るようになってから服の勉強をすごくして、そこからがきっかけですね。
雑誌に出るきっかけは
雑誌の企画で、最初はストリートスナップっていうのがあったんですよ。僕、11年くらい前ですかね、そのストリートスナップに毎月通ってたんです。最初の方は超ちっちゃく載ってるくらいだったんですけど、通っていくうちにどんどんスタッフさんと仲良くなって。「今度そういう企画の撮影に出てみない?」って言われて、よっしゃーと思って。そこから呼ばれるようになった感じですね。
雑誌の撮影現場はどんな感じですか
朝早いんですよ。本当に7時半とかスタンバイで、終わるのが夕方とかで、11時間くらい拘束されて撮影するんですけど。楽しいですね。楽しいけど、長いな、1日つぶれるなみたいな感じです。
仕事で一番うれしい瞬間は
モデルの仕事は、例えばランウェイだったら半年間準備するわけじゃないですか。みんなの前で成功したり、披露できた瞬間が一番気持ちいいですね。ずっと頑張ってきたものだし、自分が出る時間は2〜3分かもしれないですけど、その半年間ずっと努力してきたっていうのもあるので。雑誌だったら、発売する日とか、周りの反響を聞いてる時がすごい嬉しいですね。「雑誌見たよ」とか言ってくれたりすると、見てくれたんだ、って嬉しいです。
SNSはどう活用していますか
やっぱり時代も時代で、SNSの時代になっちゃったじゃないですか。だからどうしても雑誌が売れないっていうのはあるんですけど、逆にSNSを武器にして僕はやってますね。SNSで自分で発信して、フォロワーに伝えて、フォロワーさんが買ってくれる。そういう風に僕が促しているというか、応援してもらっている感じですね。
モデルの大変なところは
減量がきついですね。例えば広告のモデルとかもあるんですけど、「スタイルがピシッと見える方」「清潔感がある方」とか、そういうのが備考欄に書いてあった場合って、その通りでいなきゃいけないじゃないですか。だから常に体型維持はしていかないと、と思ってます。さわやかに見せるためには、やっぱり髪の毛とか肌質だったりも気を使いますね。
現場では緊張するものですか
モデルの仕事をしていると、毎日いろんな現場、初めての現場とか初めての人と出会うから、失敗しちゃったらどうしようとか、いろんな不安な気持ちがあるので、毎日緊張してます。でも、事前に下調べして準備していると、徐々に自信がついてくるので。みんなそうだと思うんですよね。企業のイメージに合ってなかったらどうしようとか、ポージングきれいにできるかなとか、すごい不安があったんですけど、やればやるほど慣れてくるんで。やっぱり、いろんな現場にたくさん行ったっていうのもあって、そのおかげかなと思ってます。
美容整形もされているとか
美容整形してるんですけど、ビフォーアフターが別人なんですよ。僕、一重で目がすごく細くて、開けてるか開けてないかくらい細かったんです。でも、ある程度外見も大事で、雑誌で大きく特集してもらうためには見た目も大事だなと思ったので、徐々に見た目にも気を使うようになって。そうしたら、雑誌で丸々1枚使ってもらえるようになったりして、やってよかったなって。「親からもらった体を傷つけて」とか言われるけど、髪の毛も染めてるでしょう、ピアスも開けてる人いますよね、みたいな。やっぱり見た目にコンプレックスがある人って結構多いと思うんですけど、それで前向きになれないんだったら、自己肯定感を上げたいんだったら、美容に投資するのは全然ありだなと思ってます。心もきれいに保てるし、自分に自信も出ますし。
休みの日も仕事を考えますか
例えば24時間のうち、寝ている時間があるので、起きている時間が16時間だとしたら、毎日その全部で仕事のことを考えているかもしれないです。好きなんで。モデルのこともそうだし、普通に仕事が楽しいから。かけ持ちしていると時間が足らないので、常に仕事のことを考えているかもしれないですね。友達もモデル友達が多いから、会ったら仕事の話をしちゃうんですよ。「この服が流行ってる」「この服を買いに行こう」とか。インフルエンサーの友達とかだったら、「今バズってるから」「ここインスタ映えするから撮りに行こう」「ここで動画撮らない?」みたいな感じで、結局仕事の話になっちゃって。やっぱり楽しいし、好きだから毎日ずっとやってられるし、頭の中それでいっぱいみたいな感じですね。
食生活で我慢していることは
ラーメンが大好きなんですよ。ラーメンとか、マックっていうかハンバーガーとかすごい大好きで。でも、もう2年食べてないんです、この仕事を始めてから。そのきっかけはランウェイなんですけど、やっぱり人前に出たり、あと雑誌に出るようになってから、太れないんですよ。だから食べたいものを我慢してるのは、めちゃめちゃしんどいですね。でも、ラーメンの動画は毎日見てます。本当に毎日YouTubeでラーメンの動画を見て、美味しかったあの頃を思い出して我慢してます。年に1回くらい食べたいなって思ったんですけど、自分の性格上、食べないほうがいけるんですよ。食べちゃったら食べ出しちゃうんで。今は仕事が大好きだから我慢できます。
おしゃれに目覚めたきっかけは
やっぱり、モテたいっていうのがあって。モテたいからこそ、モテるために何をしたらいいかってなった時に、おしゃれを磨こうと思ったんですよ。おしゃれを磨くと、雰囲気イケメンになるじゃないですか。でも、そうしたら雰囲気だけじゃダメだなと思って、見た目もきちんとしようと思って、美容とかいろいろやって。そうしたら止まらなくなっていました。
あなたにとって仕事とは何ですか
人生を捧げたものかな、と思います。頑張っている時はすごい大変だし、うまくいかなかったら辛い仕事ですけど、うまくいった時は楽しいですし。やっぱり人生で成功より失敗の数のほうが多いんで。稼げてた時期と、お金がなかった時期があったんですよ。お金がないと心に余裕がなくて、不安なんですよね。でも、お金があると、自分が持っているお金は心の余裕でもあるから、選択肢も増えるし。どっちも経験してよかったな、と思いました。
後進の育成もされているとか
結構、動画の編集の仕方だったりとかも、今、若い子に教えたりしてるんですよ。19〜20歳くらいから20代後半くらいの子で、インフルエンサーを始めたいとか、そういう子たちに動画の編集とかを教えてあげたりとか、今してるんで。結構楽しいなと思ってます。
後輩に伝えたいことは
僕がすごく思ったことなんですけど、自分に自信を持って、自分に価値があると思って行動した方がいいですね。やっぱり仕事を安請け合いしちゃって、それで良いように使われちゃう人が結構いるんですよ。そうならないでほしいなって。自分には価値もあるし、自分の時間にも価値があるわけじゃないですか。だから、自分を大事にしてほしいなって思います。
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