建設・製造
03月27日
医療職から建設営業への転身は、ヘッドハンティングがきっかけだった。それでも飛び込めたのは、「この会社なら理想に近づけるか」を確かめたから。給料ではなく5年後10年後の自分を基準に選んだ、その決断の理由を語る。
Q&A
インタビュー
現在のお仕事を教えてください
はい、職業は建設業で働いています。具体的には、私の場合は営業職をやらせていただいていまして、主に東京都の渋谷区や港区などの戸建て住宅、あとは店舗ビルの建設を行っております。私はそこで来られたお施主様、いわゆるお客様に対して営業をかけさせていただいて、契約までをしっかりと取るのが仕事となっております。営業マンです。
建設業界に入ったきっかけを教えてください
選んでいないんです、実は。元々異業界、元々医療職で働いていた人間だったので、ある意味ヘッドハンティングですね。
営業一筋で歩んできた理由は
営業をやって約12年ぐらいかな、やらせてもらっています。どっちかと言ったら、もともとサービス業で働いていたんですけど、僕は高校卒業してからそのまま就職している人間なので、どちらかと言ったら学力ではなく実力の方でやらせてもらっていたので、やっぱりさらに実力を生かせるんだったら営業職しかないなと思って、営業の方にやらせていただいています。
営業として気を使っている部分とは
私たちはバックオフィス側なので、現場の人たちに気持ちよく工事を迎えられる準備、特に契約後の変更があったりとか、あとは話が違ったというのがないように、気持ちよくできるようにセッティングしたりとか。あとは工事が終わって次の工事に着工するまで、その間は営業が管理させてもらっているので、あいた時間をうまく利用して打ち合わせを組んだりとか、議事録を書いて、というのは、逆に気を使っている部分かなと思います。
やっていて良かったと思える瞬間とは
やっていて良かった瞬間は、やはり、私も経験させてもらったんですけど、ゼロからお客様を連れてきて、契約をして、無事に建物ができた、その瞬間が一番気持ちがいいですね。やはり、私もその時は入社したての時だったんですけど、電話が一本来て、たまたま私が出てしまって、それでちょっと施工してほしいんですけど、と。見積もりもやらせていただいて、予算がちょうど合って、着工しよう、と。地鎮祭をやって、上棟しました。その時、上棟式もやらせてもらって、それもすごく楽しくて。最後、竣工した時に竣工式というのもやったんですけど、やっぱりお客様がすごくいい笑顔で、できたことにすごく感動したよ、とおっしゃっていて、やって良かったなあ、一緒に最後までやれて良かったなっていうのは、ありますね。
建設業ならではの悩みを聞かせてください
僕の場合は、なんだろうな、今はあんまり経験としてそんなにないんですけど、いろいろ見ていく上で、クレームが圧倒的に多いかなと思います。近隣さん、僕も今いろいろ対応させてもらっているんですけど、何十年も住んでるのに、なんでこんな大きいの建てるの? みたいな、騒音がうるさいとか、それで対応に追われてしまうことは多々あります。最終的には裁判というところまで言ってくる人も中にはいたりとか、結構そういった部分が大変かなと思いますし、あとは納期に間に合わないと、やっぱり、自分もそうだと思うんですけど、引っ越しをもう手配もしているのに、遅れちゃうとどうすんの? っていうのは結構あるかなと思います。そこが建設業ならではの悩みかなと思います。
忘れられない出来事について詳しく教えてください
忘れられない出来事としては、一番最初に営業を取れて、しっかり最後まで竣工した場所に関してなんですけど、やっぱりお客様の、何ですかね、思い描いていた内容がそのまま通った形としてできた瞬間、それを1時間くらい、2時間くらいかな、ずっと話してくれて、逆にそれが、ある意味忘れられない出来事かなと。それだけ感動してくれていたんだなと、それだけやっぱり気持ちのある施工をさせてもらったんだなっていうのは、強いかなと思います。
将来の目標を教えてください
やはり日々、僕の場合は学力もないので、知識をどれだけ頭の中に入れられるか、というところを一番考えています。で、今、個人的には将来的に海外に移住したいんですよ。個人的には南米に行きたいんですけど、家族的にはオーストラリアに行きたいそうなんですよ。やっぱり最終的に何をするかって言ったら、独立したいんですよ、私の場合は。今のうちに、この会社で働いている上で知識をさらに活かしたい、経営を学びたいんですよ。なので、経営の知識を学ぶために、実は営業の戦略を、企画書を書いたりとか、提出させてもらったりとか、さらなる向上を会社で仕込めるように、いろいろやらせていただいているので。キャリアアップ的には、もちろん資格も大事なんですけど、私の場合は営業職なので、そういったマーケティング、コンサルティング的な知識も学んでいきたいなとは考えています。
具体的な人生設計があるそうですね
自分の計画、設計っていうのもやらせてもらっているので、ちょうどこの間、自分の中でフィードバックをしたんですよね。そうしたら、僕の20代って過酷な20代だったので、もう本当に辛い人生を送って、次に30代になった時に、その過程を活かせるかどうかが次の10年間かなと思ってるんですよ。で、40代になった時には、それがもうすべてクリアして余裕のある人生、で、50代60代の時には、もう別に働かなくてもいいやっていう感覚になりたいなと思ってますね。あ、でも、20歳の時には考えてました、それを。ノートに実は書いていて、自分のなりたい理想を書いて、それで僕、行動に移していたんですよね。それが着実に、僕は毎日そのノートを見てるんですけど、次はどこやろうどこやろうっていうのを自分の中で決めてました。
仕事と家族とプライベートの割合は
例えば、10で言ったら、仕事は仕事4、で、家族3、プライベート4みたいな感じですね。そうですね、家族は家族でしっかりと、プライベートはプライベートといろいろあるんですけど、自分で、それこそ町内会の副会長もしていたりとか、いろいろ動いているので、それを含めて4ですね。結局、遊び以外のプライベートも自分のためのものだと思っているので、それが最終的に家族に反映されるような感覚なので。そうですね、そのイメージが。
5年後はどうなっていると思いますか
そうですね、今の会社で5年後を見据えて、部長になろうかなと思っています。はい。部長まで行けるように、まあ、根回しももちろんするんですけど、僕、やっぱりステータスが欲しい主義なので、そのためにいろんな活動に参加して、やっぱり頑張っているような、その分、お給料にも最終的に反映されてくるので。地道に働いているよりか、その分の給料を求めていって、で、その40代の時に、最終的に独立というか、外の世界に向かって行こうかなって考えていますけど。
ご自身の経験から転職に悩む人へ
悩んでいる人って、結局、人間関係で悩んでいるとか、あとは自分が思い描いていた職業じゃなかった、ミスマッチしちゃったっていう人ってたくさん、多分いるし、僕もその経験の一人だったので。何を求めるか、結局、同じ場所、転職したところで、例えば人間関係だったとしたら、やっぱり自分が悪いところもあるんですよ、人間関係って。例えば言葉足らずだったりとか、言い方だったりとか、あるんですけど、次の会社ではそれをなくすために、自分がどう行動するかが大事なんですよね。それに気づけるか気づけないかっていうのを、ただ単に人のせいにするんじゃなくて、自分が悪いっていうのを理解した上で、次の転職先では、それがさらに活かせるような会社だったりとかを、まず求めた方がいいと思うし。あとは、やりたい事、やることのない、でも、こういう事をやっていきたいっていうのはもちろんいいと思うんですけど、今の自分のステータスをしっかりと定めた上で、自分が5年後10年後どうなりたいのって、なった時に、そこの会社にはあるのかないかっていうのをちゃんと調べた上で、仕事に挑んだほうが絶対いいと思いますし。僕なんか、ただ単にお給料がいいからそこに行ったわけじゃなく、自分が思い描いているところに、ここの会社は行けるのかなっていうのをしっかりと見た上で、異業界に飛び込みました。なので、別に建設業がいい、給料がいいところとか、お給料だけだったら、正直何でもいっぱいあるし、あれなんですけど、結局、お給料っていうのは、ただ僕の感覚ですけど、いくらいい会社、モデル年収があったとしても、その人の実力が比例されるわけであって、反比例になることは絶対ないと思います。なので、地道に働いていくか、社内評価をしっかりと確実に得るか、それによって、何ですかね、お給料に反映されるものとして考えていただいた方がいいのかなと思います。
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